シンガーソングライター、ミューア。
2003年にデビューを果たすと、同年12月には1stミニアルバム『mind』を発表。
以降、全国津々浦々に赴きながら着実にその音を届けていく。
澄んでいて美しい高音に温かみのある歌声といった幅広い歌唱力と、
それらを生かす楽曲群が魅力。叙情的な歌詞も特徴の一つだ。
現在自身のYouTubeチャンネルでは、既存の楽曲をアコースティックにしたり、
新曲をアコースティックにしたりする『アコースティックシリーズ』を展開している。
また、2021年4月で10周年を迎えた長寿番組、
毎週土曜12時からTOKYO FM系music birdにてオンエア中の
『ミューアのMusic Lunch』ではパーソナリティーも務めるなど、幅広く活動中。
・ミューア 「赤い月」
元々は10年程前に提供されたものだが、そこからしばらく寝かせ、
2015年にシングルとしてリリースした楽曲『赤い月』。
こちらはそんな同曲のライブバージョン。
「ライブで必ず演る1曲で、ライブ映えするので、ライブ映像をアップしたかった」
との思いから、ライブバージョンのアップとなった。
コーラスのかかったギターにムーディーなメロディーラインと、
そのサウンドにはどこか大人のムードが香る。
歌詞の世界観も曰く
「他の曲は応援歌的なものが多いけど、赤い月は大人っぽい雰囲気」
になっており、彼女の新しい魅力を感じることが出来る。
その大人の魅力に酔いしれたい1曲だ。
・カタチノナイモノ/ミューア
「コロナ禍になって、2020年4月頃に制作し始めた」という楽曲『カタチノナイモノ』。
「今しかできない曲があると思うから、やらないか?」と、
作曲・ギターを担当する前田克樹氏に声をかけてもらい、制作に至った。
≪ボクらは生きてる 今を生きてるんだ≫≪たまにはこんな一日もいい いつかきっと会えるから≫
≪愛する力はすべてを超えてゆく≫と歌う同曲は、温かみに溢れた1曲だといえるだろう。
その言葉や音の温かさ、そして包み込むような包容力の豊かな歌声に心が穏やかになる。
何かと不安に陥りがちな昨今でも、ここにある温かい包容力は、その不安ごと包んでくれるだろう。
・HOME / ミューア
「大切なものなどの価値観が、最近はシンプルなものに変わってきている」ように感じると話す彼女。
この楽曲のテーマになっているのはそのタイトル通り、「帰る場所・心が落ち着く場所」だ。
そしてそれは、変わりつつある価値観の中で今、多くの人が大切に思うものだろう。
≪私の帰る場所 それはあなたです≫≪守りたいmy home≫と歌う真っ直ぐな言葉は、
「シンプルなオケに合うように、シンプルな言葉選びで」という意識で紡ぐ。
そうして生み出されたストレートな言葉が、ストレートであるがゆえに心に響き、
自分にとっての大切なものに目を向けさせてくれるのだ。
そしてその大切さ・素敵さに、改めて気が付く。
それはきっと、幸福感につながるものだろう。
「音楽で元気になってほしいという思いが根本にある」
という彼女のその思いは、この音楽で体現されている。
2021年12月で18周年となる彼女。今は「ライブをやりたい」とのこと。
「配信ライブも考えはしたが、できれば同じ空間を共有したい」と、従来の形でのライブを心待ちにする。
また「DVDもどこかでやりたいと思っている」
「映像作品を作るとしたら、皆さんの地域の空の写真を映像に乗せたりしてみたい」
「バースデーライブもやりたい」と、やりたいことは山積みだ。
今後の展開を楽しみにしながら、その活動を追いかけていこう。
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