岩手県在住、シューゲイザーやオルタナティブ、インディーなど様々なロックジャンルを取り入れて
独自の色に昇華し、北国特有の空気感を洗練されたサウンドで表現するスリーピースバンド、
PLASTIC GIRL IN CLOSET。
メンバーはVo.Gt.高橋祐二、Vo.Ba.須貝彩子、Dr.津久井たかあき。
2006年に結成されたPLASTIC GIRL IN CLOSETは、これまでに多数の作品をリリースし、
またライブシーンでも精力的に活動し、邦楽ロックシーンの中で確かな評価を獲得してきた。
2017年には、邦楽界で広く活躍するミュージシャン・石田ショーキチが主宰するレーベルSAT recordsに移籍し、
レコーディング環境のパワーアップによってそのサウンドをより進化させながら表現を追求している。
最近の活動としては、2020年9月におよそ6年ぶりとなる最新アルバム「DAWN TONE」を発表し、
音楽の知識やノウハウをあらためて学んで基盤を作るところから曲作りを行った本作は各方面から高評価を獲得。
さらに、2014年リリースの5thアルバム「eye cue rew see」のアナログ盤が南カリフォルニアの新レーベル
「Daydream Records」から受注生産で制作されることが決まっている。
現在予約を受け付け中だそうなので、要チェックだ。
https://www.daydreamrecordsofficial.com/
現在進行形でその音楽世界をさらに研ぎ澄ませるPLASTIC GIRL IN CLOSETは、
今後の邦楽シーンにおいてますます注目すべき存在と言えるだろう。
・PLASTIC GIRL IN CLOSET - ORANGE (Official Music Video)
最新アルバム「DAWN TONE」の収録曲のひとつ「ORANGE」は、シンプルかつミニマルなアンサンブルや
奇をてらわない曲展開にPLASTIC GIRL IN CLOSETというバンドの持つ「味」が詰まった一曲。
サビの歌メロをはじめとしてポップなメロディやフレーズを散りばめながらも、
芯には確かに「ロック」の息づかいを感じさせる。
バンドが今までやってきた音楽の強みを最大限生かした渾身の一曲だそうなので、必聴だ。
・PLASTIC GIRL IN CLOSET - HEART & SOUL (Official Music Video)
普段は男女ツインボーカルスタイルの楽曲が多いPLASTIC GIRL IN CLOSETだが、
この「HEART & SOUL」はVo.Ba.須貝による女性ボーカルにフォーカスをあてた一曲となっている。
サウンド的にもシューゲイザーやオルタナティブロック色は控えめに、
ガールズポップ的な聴き味を感じさせるのが印象的だ。
このように「JPOPらしさとゴリゴリのロックの共存」もひとつの表現テーマとしているという彼ら。
そのひとつの側面として注目しよう。
・PLASTIC GIRL IN CLOSET "COLOURS OF THE WORLD"
5thアルバム「eye cue rew see」の収録曲「COLOURS OF THE WORLD」は、
軽快で疾走感のあるシューゲイザーサウンドの中に確かなノスタルジーを感じさせるキラーチューン。
男女ツインボーカルの掛け合いや透明感のあるサビ、明るくきらめくメロディが、
高揚感に満ちながらもその中に時に陰鬱とした感情を含む、青春の心の揺れ動きを伝えてくれる。
完成された世界観と聴き手を魅了するストーリー性、情景描写に浸ってみてほしい。
昨年リリースした「DAWN TONE」で、曲作りに関して
さらなる手ごたえを感じたというPLASTIC GIRL IN CLOSET。
現在はバンドとして曲作りに専念しているそうで、時代やシーンに寄るのではなく
シンプルに「自分が表現したいこと」を意識しているそうだ。
今後もさらに世界観を洗練させながら新たなサウンドを
鳴らしてくれるであろうPLASTIC GIRL IN CLOSETから、目が離せない。
【公式HP】
https://plasticgirlincloset.com/
【Twitter】
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Daydream Records
