ストリート上がりの実力派シンガー、小山啓介。
2018年頃から活動を開始し、地道な活動で着実にファンを増やしていった。
2019年には自身初となるライブハウスワンマンライブを開催し、大成功させるなど、
着実にステージを上げている若手シンガーだ。
力強い低音から、優しく、温かみのあるハイトーンまで様々な表現を持ち、
楽曲によって変化する、抜けの良い歌声が持ち味。
また、素朴で等身大の言葉で訴えかけるメッセージ性も大きな特徴の一つだ。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、活動の形が変わっても、変わらずに熱い思いを歌い続ける小山。
そんな彼の魅力について触れていきたい。
Selfish / 小山啓介【LIVE VIDEO】@Shibuya Chelsea Hotel
2021年3月18日にアップロードされたライブ映像。
ライブハウスに似つかわしくないスタイリッシュな出で立ちで登場する
小山が纏うオーラはまさにシンガーのそれだ。
サポートミュージシャンたちのスキルも素晴らしく、小山の持つグルーヴを
前に押し上げるようなタイトでグルーヴィーなサウンドを奏でる。
「コロナで世の中が変わっていく中で、価値観が変わったと思います。
SNSの普及で悪い面も目立ってきたような気がして。そういうものに対して、
SNSで見える虚像に踊らされている感じがするんですよね。綺麗なものを映すことで、
個性が薄まっていくような感覚があって、そういう部分を歌にしたかったんです」
と語ってくれた小山。
ライブの熱量溢れる歌声は、まさにそんなメッセージを伝えているようだった。
薄愛 / 小山啓介【LIVE VIDEO】@Shibuya Chelsea Hotel
2021年1月30日にアップロードされたライブ映像。
「自分で曲を作ることもあれば、共作することもあります。
サポートメンバーのギターにリフを弾いてもらい、二人で作った曲です」と語る小山。
今まではMVなど、拡めるための映像がある前提で楽曲を制作していたが、
さらにアーティストとして進化するためにその縛りを自ら取り払ったという。
自身の音楽のルーツでもあるR&Bやファンクの要素を取り入れたという「薄愛」は、
シンガロングパートもあり、ライブにおいて盛り上がるナンバーとなっている。
極上のメロ、ドライブ感のあるラップ、そしてシンガロング。
どの要素をとってもライブに於いて大事なポジションになる曲なのは疑いようがない。
また、非常に難しい楽曲を歌いこなす小山の歌唱力にも注目だ。
彼の持つ太く甘い声は、リスナーに多大なる安心感を与える。
どれだけ歌詞に刺激が混ざっていても、
そのメロディと歌声に癒されたと感じるファンも多いことだろう。
ハイブリットに両極端を演出できる歌唱力を持った小山ならではの楽曲だ。
【4K】“ I'm into you / 小山啓介 ” Music Video (小山啓介 × Tokyo Street Live 4K コラボ企画)
最後に紹介するのは、2020年1月11日にアップロードされたコラボMVだ。
Tokyo Street Live 4Kとのコラボレーションで、ストリートライブが多く行われている
新宿駅周辺でのストリートスナップ的な映像で構成されたMVで、
ライブとは違った小山 啓介を楽しめる作品となっている。
2019年頃にリリースされたI'm into youは、「君に惚れている」という意味を込めた楽曲。
これは裏話になるが、実はこの惚れている相手は小山にとっては「音楽」だそうだ。
今年の冬はぜひ聴いてみてはどうだろうか。
【Official Web Site】
https://kkeisuke1226.wixsite.com/official-site
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCMbjbK0zcvTp3MBa2XQ1KUg
【Twitter】
https://twitter.com/kkeisuke1226
【Instagram】