シティーポップ、R&B、Lo-fi Hip Hop、SOUL、ボサノヴァなど様々なジャンルから影響を受けたボーダーレスな音楽性と、天性の甘く軽やかな歌声で数々のポップソングを生み出しているシンガーソングライター、AATA(あーた)。
また、AIがメインアクトを務めた『JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティー』では、東京公演のオープニングアクトに抜擢され、Zepp DiverCity(TOKYO)にてAI、TENDREとの共演を果たした。
2021年、ソナーユー主催『Radio Star Audition powered by MUSIC BIRD』で審査員優秀賞に輝き、4月から3カ月間、MUSIC BIRDにてラジオ番組『AATAのあそVOICE』のメインパーソナリティを務めた他、週刊少年マガジン『カッコウの許嫁』100人100声企画に抜擢され、朗読を披露するなど、マルチな才能が話題となっている。
・AATA「Blue Moment」Music Video
2019年12月にリリースした初めてのフルアルバムのタイトル曲であり、AATAの代表曲的楽曲『Blue Moment』。ESME MORI氏がサウンドプロデュースを担当している。
タイトルである“Blue Moment”は夜から朝に変わる綺麗なタイミングのことを指す。そこに込められているのは、「絶対夜明けは来るから」という思いだ。その音は、まるで暗い夜に差し込む光のように、穏やかに心を照らしてくれる。
シティーポップやヒップホップ、R&Bなど、まさに様々な音楽を取り込んだ緩やかで優しい、でも跳ね感もありリズミカルでもある独特のサウンド感と、甘さとスモーキーさを同居させた歌声が、深く心に沁み込んでいくのだ。
一人でしっぽりと聞くのもおすすめできる楽曲だが、「ライブでもアンセム曲で、一番人気」という通り、ライブ映えする曲でもある。様々な楽しみ方が出来るというのも魅力の一つだろう。
・AATA「シナプス」Lyric Video
「一昨年から去年にかけて、自分のコンプレックスに向き合った中で出来上がった曲」という1曲『シナプス』。
「今日もまたこんな感じで終わっちゃったけど、ちょっとだけ希望があるようなイメージです。ローファイヒップホップが好きなのでそういったエッセンスを意識して作り始めたのですが、ギタレレの音色もあうかなと思って使ってみました。」ともコメントをしてくれた。
その言葉通り、ローファイヒップホップの空気感とほっこりするインディーフォークのような空気感が上手く混ざり合い、良い意味での脱力感を与えてくれる。
強制的に再起動をさせるわけではなく、気だるい午後に寄り添うように響くからこそ、きっと日々をなんとか生きている多くの人に刺さるのだろう。
・AATA「アイデンティティ」Music Video
「コロナ禍を経験したからこそできた曲。コロナ禍で腐りそうになってしまいそうな時に、自分を鼓舞するために作りました。」と話す楽曲『アイデンティティ』。
込められているのは、「東京の中で目を輝かせていこう」というメッセージ。「自分の意志、やりたいこと、信念を体現したい」という気持ちを込めている。
力強くパワフルなサウンドに、疾走感をもって突き抜けていく爽快感。そんなサウンドだけでも気分は持ち上がっていくが、そこにAATAの柔らかく透明かつ伸びやかな歌声で≪これがI(アイ) 時代をジャックしろ≫という言葉を乗せるから、ますます高まっていく。
心が折れそうな時に聞きたい1曲だ。
これからの活動について尋ねてみると、「今年は自分のルーツややってきたことをしっかりと出したいという思いがあるので、今後もAATAとしてコードだけで泣けるような曲を作って進化していきたいです。」との言葉をくれたAATA。
さらに「ファンの方をいい意味で驚かせられたらと思っています。新しい試みとして、海外に向けて歌ったり、コラボを増やしていったりするのも面白いかなと思っています。」と、さらなる活躍に期待が高まる話もしてくれた。
【リリース情報】
2021.09.01 Release
■『LIGHTS』Stream&Download