声劇を広める系Vtuber、KOOLEs(クールエス)。


イラストも描くことが出来、自作アバターの作成、イベント用イラストの作成、グッズの作成などを行っている。

ギターも弾け、ただ弾き語りを行うだけではなく作詞作曲も可能。オリジナル楽曲を作り、配信やTwitterなどで披露している。


また、声劇(リアルタイムのお芝居)をきっかけにお芝居に興味を持ち、近年ではシチュエーションボイスを主軸に置いて視聴者を獲得中。

声劇用やシチュエーションボイス用の台本も自分で書き、公開している。


リスナーからのリクエストに応じて、即興で様々なキャラクターの声を演じることも得意。
その他、ビートボックスも習得しており、音楽を作る際には自分自身の口でリズムを刻むことも。


配信スタイルは、雑談配信をメインに行い、気が向いた時に弾き語りや歌ってみた枠を実施。

当日、即日ゲリラ配信スタイルで、遊びに来たリスナーのコメントを全部拾い上げながら行う長尺の配信も多い。




・シャンティ(SHANTI) / Covered by KOOLEs - クールエス【歌ってみた】



元々ダークでアンダーグラウンドな雰囲気に、危うい色気を感じる1曲『シャンティ(SHANTI)』。KOOLEsが歌う同曲では、その危うい色気がさらに爆発している。


時折聴かせる暴力的なまでに攻撃的な声と、抜くところではしっかりと抜くことで感じられる大人の余裕のようなもの。そのギャップが強烈な危うさを生み、それが大きな色気へと繋がっているのだ。


ぞくぞくするようなカッコよさとでもいうべきそのカッコよさに、思わず惹かれてしまうという人も多いのではないだろうか。

ドキドキしたい人におすすめの1作。



・【オリジナル曲】アイアムガール【DEMO Ver.】



「有名になったら編曲をお願いしてプロに仕上げてもらいたい。そんな気持ちです」とコメントを残すオリジナル楽曲『アイアムガール』。


ギター弾き語りに近い形で描かれている同曲は、メロディーラインの美しさと、≪ネガティブくらい許してツラい 表裏あべこべのアタシは根暗 ボロ泣きCry ネットじゃFly≫という共感する人も多いであろう歌詞の世界観に引き込まれる。


手作り感のあるサウンドや感情がしっかりと伝わる歌声も相まって、ストレートに歌詞が飛び込んでくるというのも、共感しやすさに繋がっているといえるだろう。

その共感に、救われる人もいるのではないだろうか。


・【歌ってみた】合法的トビ方ノススメ【KOOLEs Cover】



『Creepy Nuts/合法的トビ方ノススメ』の歌ってみた動画。


Creepy Nutsのラップ担当と言えば、言わずと知れたR-指定。純粋なラップのスキルと歌唱力、さらには表現力と圧巻のリズム感と語彙力を兼ね備えた、現代HIPHOP界の寵児だ。


そんな彼が歌う楽曲だけあって、同曲を歌うのは決して簡単ではない。リズム感の良さとメロディックなラップを違和感なく聴かせるセンス、さらにはしっかりと音と歌詞に引き込む表現力など、求められるものは多数。


それでもKOOLEsは、いくつもの表現を使い分け、抜群のリズム感と歌唱力で、本家とそん色ないほどに気持ち良く聴かせる。

彼のスキルの高さが、はっきりと感じられる1作だ。



「この1年の目標は今年中にチャンネル登録者1万人。これが達成できた暁にはメジャーな声優さんにコラボをお願いする予定。また、大きな目標としてKOOLEsとしてのブランドを作っていきたいと思っている」と、この先の展望について明かしてくれた彼。


圧倒的な声の表現力と、高いスキルを持つ彼であれば、それを達成する可能性も高いと感じられる。

今チェックしておくべき存在の一人であることは間違いない。