都内ライブハウスを中心に活動中のバンド、Tallyhoes(タリホーズ)。
2013年に結成。
2021年2月、配信限定2ndミニアルバム『Shuka』を発表。
同年6月には、配信限定シングル『Sunwave』をリリース。
8月にも配信検定シングル『ハースデイ、朝』を発表。
Jealous Guyとタリホーハルキによる兄弟ツインボーカルによる多彩な楽曲を一つの武器とする。
さらに誰の耳にも心地よく届くグッドメロディーと鮮やかなコーラスワークもセールスポイントだ。
・Tallyhoes-熱い若者の魂(MV)
「楽曲自体は前からあった楽曲で、リリースはせずお蔵入りしていた。
それを、アレンジし直して今回リリースすることになった」という楽曲『熱い若者の魂』。
「作詞作曲はGt./Vo.タリホーハルキが担当。ツインボーカルのうちで
どちらがメインボーカルをとるかは、作曲した段階でイメージしている」という。
熱い若者の魂というタイトルだけ見ると、パンクロックのような圧倒的な勢いで掻き鳴らすサウンドや、
昔ながらのフォークのようにいい意味で泥臭いサウンドやメロディーを想像する。
しかしここで鳴らされているのは、美しいコーラスワークが光る、オールディーズな雰囲気のサウンドだ。
さらにメロディーラインはやはり、幅広い層に届きそうなグッドメロディー。
それは「意識してこういう曲調になるというよりかは、ナチュラルに出てくる」もの。
「60’sや70’sのUKロックなど、古い音楽を幼少の頃から聞いていたから、
自分のバックボーンとして染み付いている」というその言葉通り、
彼らの音楽のルーツとナチュラルにリンクする1曲となっている。
・Tallyhoes-お願いMy Love(MV)
Ba./Vo.Jealous Guyが作詞作曲を担当し、メインボーカルも務める楽曲『お願いMy Love』。
「ちょっと渋谷系の軽い、ダンサブルな感じを出したいと思って作った楽曲」というその言葉通り、
爽やかなギターサウンドが光る軽やかでノリが良い1曲だ。
「歌詞はあまり重たくならないイメージで書かれていて、口ずさみやすい。
馴染みやすい部分を出した」とのこと。
たとえば≪浮かれちゃう夜を過ごそう≫≪破茶滅茶はしゃごう≫
といったポップな言葉選びが、軽やかなムードを強くすることに繋がっている。
「小沢健二さんの楽曲の影響も受けており、全体を通してHIP-HOPで使われる
ループ・ミュージック要素を取り入れたりしている」という点もまた、同様。
MVは、演奏中に様々なものが投げこまれるという映像になっている。
「1発撮りでとっているので、その時々のタイミングで飛んでくるものを避けたりしている。
そんな雰囲気も楽しんでもらいたい」という、雰囲気の良い作品だ。
・Tallyhoes - Beautiful(MV)
Jealous Guyが作詞作曲、タリホーハルキがメインボーカルをとる楽曲『Beautiful』。
あえてシンプルにしたメロディーラインがまっすぐに突き刺さってくる、パワフルな1曲だ。
「シンプルでストレートな楽曲を作りたかった。少しソウルっぽい要素も入れた」
というその言葉からも、この楽曲がパワフルな1曲であることが分かる。
≪全てはBEAUTIFUL≫
≪明日を見つめ 静かな生活拒むのさ 数ある憂鬱と笑うのさ まだ見ぬ希望を探すのさ≫
というその言葉たちもまたパワフルで、聴いていると力をもらえる。
それを魂の乗った歌唱で届けてくれるから、なおさらだ。
日々に疲れてしまった時、
どうしようもなく落ち込みそうになってしまった時、
心が折れた時、是非聞いていただきたい1曲。
そんな彼らの今後のバンドとしての目標を尋ねてみると、
「まずは、フルアルバムのリリース。そしてひとりでも多くの人に自分達の楽曲を届けたい」
と答えてくれた。
さらに「現在レコーディングをしていて、年内にはリリースできる予定。
ライブも企画していて、ずっと作品を出し続けるなど、止まらずに活動を続けていく」
との言葉ももらっているので、さらなる発表を楽しみにしたい。
【Official Site】
【Twitter】
https://twitter.com/tallyhoes_band
【リリース情報】
2021/08/25リリース
各種サブスクサービスにて配信リリース
https://big-up.style/vrFn5o7SRZ