国境を越えてVtuber文化の魅力を広めるバーチャル忍者、猿飛シアン。

2019年12月にYouTubeデビューした彼女は、英語、スペイン語、中国語、フランス語を勉強中。

多彩な言語を使いこなしながら明るく軽快なトークを見せ、国内外の支持を集めてきた。

その語学力を活かして日本のVtuberを世界に紹介しており、逆に海外のVtuberカルチャーを日本に広める活動も。

「世界を繋ぐ、架け橋となりたい！」と目標を掲げて精力的な活動を展開している。

また、アニメやアニソン好きという一面もあり、特に好きな作品としてシュタインズゲートや鋼の錬金術師を挙げている。

イチオシの声優は鋼の錬金術師のアル役などで有名な釘宮理恵だそうだ。

YouTubeでは語学の勉強に関する配信を中心に、ゲーム実況や雑談、歌枠、他Vtuberとのコラボなど幅広く展開。

海外からも多くのリスナーを集めてきた。

リスナーの愛称は「姫様/殿様」。挨拶は「にんにん！」。

唯一無二の個性と活動スタイルで注目を集める存在だ。

猿飛シアンがYouTubeで本格デビューした際の自己紹介動画では、彼女の個性や表現スタイルをキャッチーに体感することができる。

忍者としてのキャラクターやテンション高めの明るいノリが魅力的で、さらに初っ端から多言語で流ちょうな挨拶を見せたりと、語学系Vtuberとしての特色もしっかりと見せてくれている。

アニメ「鬼滅の刃」の主題歌として世界的にも注目を集め、Vtuberの歌ってみたカバーの原曲としても人気になった「紅蓮華」。

それを日本語・英語・フランス語の3ヶ国語でカバーしているのは、猿飛シアンだからこそできる企画だ。

力強くストレートな歌声で言語を切り替えながら歌い上げていて、動画のコメント欄には英語やフランス語、それ以外の言語でも絶賛の声が集まっている。

こちらは「恋愛サーキュレーション」の歌ってみた動画で、スペイン語での歌唱となっている。

アニメファンやVtuberファン、歌ってみた動画ファンにはおなじみのこの曲だが、言語が変わると聴き味も違ったものになるのが印象的だ。

歌だけでなく、セリフのパートなどでリズム感や語感が日本語とは大きく違っているのも興味深いポイントとなっている。

幅広い言語を操って表現活動をする彼女だからこそ見せてくれる歌ってみた動画として必見だ。

Vtuberとしての目標は、国内外のバーチャル文化を伝え広め、繋ぐことによって「世界平和」を実現することだと語っている猿飛シアン。

そのためにも今後も語学の勉強を頑張りながら、活動を続けていきたいそうだ。

チャンネル登録者数は既に2.2万人を超え、動画の総再生回数も70万回を突破したりと、着実に支持を広げている彼女。

さらなる活躍に、これからも目が離せない。