まず名前の読み方からして迷ってしまう4ピースロックバンド、Kitsui(クッソ強いエビフライ)。


「関西発エモーショナルロックポップポストロックエモバンド」というエモとロックが2回ずつ出てくる主張の強すぎるキャッチフレーズを掲げて活動する彼らは、2018年頃からバンドとして始動。セルフプロデュース色の強い活動スタイルとインパクト抜群の楽曲を持ち味に、インターネット音楽シーンやライブハウスシーンで存在感を発揮してきた。


一度聴いた者の記憶にインパクトをぶちまけて存在感をこびりつかせる中毒性の高いメロディや詞世界、シュールを極めすぎてちょっと怖い楽曲MVやサムネイルが話題を呼び、その知名度はじわじわと着実に高まりつつある。


ひとまずここで最も伝えたいのは「YouTubeのチャンネル登録よろしく」だという彼ら。登録ボタンを押しつつ、その異色の音楽世界に入っていこう。




・Kitsui(クッソ強いエビフライ)『パンダ』MV



2021年8月にMVが公開され楽曲「パンダ」は、これからのKitsui(クッソ強いエビフライ)の代表曲となっていくであろうキラーチューン。


「夢でパンダにフルボッコにされたので仕返しに作った曲」だそうで、作曲した当人であるVo.Gt.井上あはパンダを実際に見たことはなく、偏見だけで全てを表現しているという。意味不明を極めた結果、アートの域にまで達している詞世界。笹の葉と見せかけてニラが出てくるMVの映像世界。


徹底的にコミカルな要素が散りばめられた一方で、音楽的にはサビの二巡目に分数オーギュメントという特殊なコードを入れていたりと、ガチガチのガチなのが注目ポイントとなっている。そのテクり方のヤバさに気づいたピアノ系YouTuberが楽曲に触れてくれたことで、認知度も一気に広まったそうだ。


メンバーとしても表現で難しい部分が多かったという、まさに渾身の一曲として、彼らの現在形を知る上で必ず聴いてほしい。あと、YouTubeのチャンネル登録よろしく。


・ラーメンたべたいの歌/Kitsui



このバンドで最初に生まれた楽曲だという「ラーメンたべたいの歌」。ただラーメンが食べたい気持ちを歌うだけの一曲だが、サウンドはド直球ストレートの邦楽オルタナティブギターロックに仕上がっている。


ちなみにこの奇妙奇天烈な歌詞を考え出したのはDr.伝説のフィッシャーさかなマンだったそうで、ある日この歌詞がLINEの長文でメンバーに送られてきたことから制作が始まったという。


転調なども駆使し、ロックナンバーとして確かなインパクトを持つこの曲は、ライブでも必ず演奏するキラーチューン。「パンダ」と並んで、Kitsui(クッソ強いエビフライ)を知る上で欠かせない楽曲だ。あと、YouTubeのチャンネル登録よろしく。




2022年で結成から5周年を迎えたというKitsui(クッソ強いエビフライ)だが、目標は結成50周年を迎えることだという。そのときまで彼ら全員が元気でいてくれることを、今から半世紀ずっと願い続けよう。


世界観はふざけていても活動には真面目な彼ら。今後はライブバンドとして拠点の大阪に限らずさまざまな場所を回っていきたいそうで、大きな目標として「Mステに出る」ことがあるという。ちなみにその理由は、メンバーそれぞれ好きなバンドがまちまちだが、Mステ出演を果たせばきっと対バンできるようになる……からだそうだ。


そして何より、YouTubeのチャンネル登録をしてほしいという彼ら。2022年4月上旬時点でのチャンネル登録者数は900人強となっているが、ここからどのくらい躍進していくか、ぜひチャンネル登録をして見守っていこう。チャンネル登録よろしく。