関西出身の声優・ボーカリスト、結崎有理。

2011年より同人声優として活動開始。活動の中で同人音楽のボーカルなども行うようになり、現在では同人音楽のボーカリストとしての活動が中心となりつつある。


透明感のあるような声と、ハイトーンを強みとする。そんな強みを生かしてのバラードや民族調のような癒やしの音楽もあれば、newアルバムはアンニュイな雰囲気をまとっているなど、幅広い音楽を発信中。


また、ミナグとのユニット『Parfaitamellia-パルフェタメリア-』のボーカリストとしても活動を展開。作詞も行っている。

TRPGとミステリと料理が好き。




・Poena / Feryquitous × 結崎有理 [Original MV]



2021年10月31日にリリースとなった3枚目のアルバム『Mors sola』収録曲『Poena』。

『Mors sola』というのは、ラテン語で“死が二人をわかつまで”という意味。同アルバム1枚を通して、ストーリーが成り立つような構成になっている作品だ。


そんなアルバムに収録されている同曲は、自分の現実逃避に対して自ら咎めるような歌詞・自傷的な内容が印象的だ。それを、尖り気味な高音部が光る歌唱で届けるから、鋭利に突き刺さってくる。


ポストロックやプログレッシブのような特異感を覚えるサウンドとその歌声や歌詞の内容も絶妙な親和性を見せているので、聴いているとどんどん引き込まれていく。吸引力が抜群の1曲だ。



・プロトディスコ/Covered by 結崎有理



楽曲『プロトディスコ』のカバー動画。


どこか狂気的な雰囲気すら感じる≪もっと もっと嫌って 際限なんか奪って≫≪崇める意味が溢れる前にオリジナルの地獄に落ちて≫と歌う歌詞の世界観を、感情的でありながらもどこかクールさを失わない彼女の歌声で描く。楽曲の世界観を引き出すことにも成功しているし、彼女の歌声の魅力を届けることにも成功しているといえるだろう。そんな、相乗効果を感じる歌ってみた動画だ。


コーラスなども含めて、1曲の中で様々な歌声を聴かせているというのもポイント。


・【マーダーミステリー】名探偵は四人もいらない【GM視点】#名探偵四ノ三



最近はTRPGやマーダーミステリーの配信にも力を入れていると語る結崎有理。最近は自身でシナリオも手掛けたマーダーミステリー配信も行っている。

こちらはマーダーミステリー配信の中でも、特に反響が多かった配信だ。


自己紹介があったり、ルール説明があったりもするので、こういった作品・配信を見るのが初めてだという人であっても、その世界観を楽しむことが出来るだろう。

また、セッション時には声優としての経験を活かしたロールプレイを見ることができるので、視聴者も没入感をもって楽しめるだろう。


結崎有理自身で作成したシナリオも高評価で、見ている方で楽しめている方も多いので、是非時間がある時にじっくりと堪能してみていただきたい。




これからの活動に関して、「今まで関わりのない方々とも、一緒に作品作っていきたい。MVはカバー系でも頻度あげたい」というコメントをくれた彼女。
この先がますます楽しみになる。

是非今後の活動に期待して、おいかけていっていただきたい。