兄・木村竜蔵と、弟・木村徹二の両名からなる兄弟デュオ、竜徹日記。

2016年8月に活動を開始。


兄・竜蔵はリーダーであり、ボーカル・ギター・ピアノ、さらに作詞・作曲、車の運転を担当。

楽曲提供も行っており、これまでに鳥羽一郎、山口かおる、美川憲一、内田あかり、城之内早苗、

真木ことみなど様々な歌手へ楽曲を提供している。


弟・徹二はゼネラルマネージャーであり、ボーカル・作詞・作曲、さらには経理を担当。

そんな二人が生み出す温かいハーモニーが、心に響く。




・オレンジのアネモネ/竜徹日記



活動のスタートがツイキャスだったという竜徹日記。

そんなツイキャス内の企画で、お客さんからのメッセージをもとに作ったのが、この楽曲『オレンジのアネモネ』だ。


「女性の方から頂いたコメントで、大変なことが沢山あるが頑張っているという内容だったので、

それに対しての応援歌として作った」という通り、≪君はいつでも優しい女の子 だけど時にはかよわい女の子≫と、

聞き手にとっての、ありのままの自分を認めてくれるような言葉を届けてくれる。


力強くポジティブさを覚えるメロディーラインもあり、きっとこの楽曲に救われる人も多いだろう。

実際に、「女性の方からは好評いただいている」と話す1曲だ。



・雨のち雨/竜徹日記



こちらも同じく、ツイキャス内の企画で、「女性の方に失恋のメッセージをいただいたのでそれを元に書いた」という楽曲だ。


「鮮明にいただいたので、トゲのあるものも残しつつ作った」という歌詞からは、

≪好きにさせたのはあなたなのよ≫≪それができるのなら 嫌いにだってさせてよ≫

というリアルで切ない心情がダイレクトに伝わってくる。


もちろんそれは感情がたっぷりと乗った歌声からもこれ以上ないほどに伝わってきて、

聞いていると切ない想いが溢れていくだろう。泣きたいのに泣けない時に聞きたい1曲だ。


・竜徹日記『めぐりめぐる』MUSIC VIDEO



2021年9月22日リリースの楽曲『めぐりめぐる』。

「昨年からこの会社のイメージキャラクターをやっていて、その中で依頼が来た」という、

JF共済の70周年記念で制作した曲。


「共済の中身や精神、どういった方に向けてなのか、という部分をお聞きして掘り下げて作った」

と話すこの楽曲では、海で働く人と待っている家族を大きなテーマに掲げる。

そして、誰かが誰かを救っているという、≪知らないうちに繋がっていて 知らないうちに支え合っている≫

という、そんな姿を描くのだ。


人と人との繋がり、支え合い。それは今では少し感じづらくなってしまっているものかもしれない。

でもこの歌声に、言葉に、改めてその素晴らしさ・美しさに気づかされる。

それはきっと、未来永劫人の心に響くもの。


自分たちでも「長年歌っていただける曲になっていると思う」と話す1曲だ。




「とにかく早く今の状況が落ち着いて、地方とかにも行けるようになりたい」と話す彼ら。

今後の目標はまず、「これからも仲良くやっていきたい」ということだ。


そして「今はバイトしながらやっているので、それを辞められるようになりたい」、

「8月にやったクラブチッタでのライブが印象的だったので、大きなステージでできたら良いと思っている」

ということも挙げてくれた。


彼らの音楽は、心に響く音楽だ。

そしてそれは、日々に欠かせないものになりえるもの。

是非これからの活動もチェックして、その音楽に日々触れていっていただきたい。



【リリース情報】
2021年9月22日リリース
『めぐりめぐる/夏を知る』