ラウドさと美しさを合わせ持つ女性ヴィジュアル系バンド【exist†trace(イグジスト・トレイス)】

LtoR: Mally(Dr)、猶人(Ba)、乙魅(Gt)、miko(Gt&Vo)、ジョウ(Vo)

【PROFILE】

exist†trace(イグジスト・トレイス)

ジョウ〈Vo〉、miko〈Gt&Vo〉、乙魅(オミ)〈Gt〉、猶人(ナオト)〈Ba〉、Mally〈Dr〉の女性5人からなるロックバンド。結成当初からの持ち味である、男性バンドにも引けをとらない骨太サウンド、女性ならではの繊細さが共存したエモーショナルな楽曲と男前なライブパフォーマンスが魅力。

2011年6月に5TRACKS CD「TRUE」でメジャーデビュー。

以降、よりボーダーレスで多彩な音楽性を展開。日本のみならず、ヨーロッパやアメリカでのライブツアーや大型コンベンションへの出演も果たし、国内外問わず精力的に活動している。

昨年9月に、2nd FULL ALBUM『WORLD MAKER』をリリース。

今年は、原点から未来へというテーマの基、ワンマンライブや主催イベント、会場限定1コインCDのリリースを経て、12月26日渋谷TSUTAYA O-WESTにて、ワンマンライブ『Reasons for the existence ーFINAL ACTー』を開催する！

来年3月16日にはミニアルバムをリリースするなど、今後も勢い、魅力共に上昇していくexist†traceから目が離せない！！

exist†trace(イグジスト・トレイス)はヴィジュアル系でメンバー全員が女性、という少し珍しいバンドだ。ヴィジュアル系ロック自体は女性ファンが多いジャンルだが、女性が演じる側に廻るというケースは珍しい。中性的な部分を魅力とするヴィジュアル系そのものがスタイル的に「ガールズ・バンド」をアピールする事が難しいので、逆に言えば、音楽だけで勝負できなければ、女性であっても（女性だからこそ）抜きんでる事は出来ない。その意味で11年もの間、進歩を続けファンの支持を集めているexist†traceの実力はホンモノと言える。

メジャー・デビュー作である「TRUE」は、彼女達の音楽性の本質を表している曲だ。ハードロック的な雰囲気を持つ骨太なメロディック・ロックで、「カッコ良い！」と言いたくなるジョウのヴォーカルを中心にメロディアスなギターが印象的だ。ジョウのヴォーカルと正反対のグロウル的なコーラスも曲のアクセントになっている。

この「ダイアモンド」は、ツイン・ボーカル・バンドとしてのexist†traceの魅力に満ちた曲だ。カウンター・パートを歌う、ギター&ヴォーカルのmikoのヴォーカル・スタイルはジョウとは対照的だ。また曲自体もキャッチーで「TRUE」の様な骨太ロックとは違う、exist†trace流のPOPセンスを聴かせてくれる曲だ。