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ワヅカ ━━ 聴き心地良いギターロックに乗せるのは、揺るがない信念と僅かな希望

ワヅカ ━━ 聴き心地良いギターロックに乗せるのは、揺るがない信念と僅かな希望

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は4ピースギターロックバンド、ワヅカの登場です。


4ピースギターロックバンド・ワヅカ。

2016年に本格始動してからは、活動の最中メンバーチェンジを経て、結成当初のメンバー菊地佑介(Vo&Gt)を中心に、金嗣功嗣(Gt&Cho)、ぽん(Ba&Cho)、加藤圭二郎(Dr&Cho)と集まり、現在に至る。

2017年にリリースしたファーストシングル「ハロー」は、自身初のMVにも関わらず、20万再生を超え、一際大きな注目を集めた。

その後半年の期間を経て、今年頭にはロックチューンに特化したファーストEP『Last scene』をリリース。自身の音楽の幅を広げながら、さらなる高みへ挑みだしたばかり。

muevo voiceはそんな新進気鋭の新人バンド・ワヅカに注目した。

ギターロックでありながら、ポップスのような軽い聴き心地で、どんな時、どんな場所でも聴きたくなってしまう爽やかな楽曲。菊池の素直でやわらかな声に、ストーリー仕立ての歌詞。ストレートな王道ロックに添えるストレートな信念。

それらを携えて、音楽シーンに挑む彼らを、muevo voiceではいち早くお届けしたいと思う。

ワヅカの現在公開されているMVから2曲をピックアップし、彼らの魅力をご紹介しよう。



●ワヅカ 「ハロー」【MV】 



ファーストシングル『ハロー』よりリード曲の「ハロー」をご紹介しよう。 ]

これぞワヅカだと言っても過言ではない。彼ららしさというものが、すべて反映されているように思える。 

ワヅカのトレードマークは、王道ジャパニーズロック。ストレートなロックサウンドを追求し、あえて崩さず捻らないスタイルを貫いている。不協和音やサイケデリズム、あるいはノイジーな歪み。痛みとなるものを極力取り除いて、耳あたりの良いピュアなサウンドで音楽を構築してゆくのだ。 

だからこそ際立つ、彼らの若さ溢れる膨大なエネルギー。疾走感溢れるサウンドを加速させているのは、着飾らない心で体当たりする潔さと熱量だ。 

ピュアなサウンドと共鳴し、爽快なのに胸に残る印象強さを生み出しているのが、ワヅカの音楽であり、「ハロー」という楽曲でもある。 

夢を持つ人、夢を探す人。現世を生き抜きながら“頑張る人”の背中を押す。この楽曲は、夢追い人への応援歌なのだ。

一つ目のサビを迎えてからは非常になだらかな音が続くメロディの構成が、4分41秒をより長く感じさせる。何かを成し得るためには長い道のりのように感じるこの長きに渡るメロディを超えて、彼らは信念を歌うのだ。「染まる色は赤じゃない」と。 

一人一人が描く、それぞれ違う景色や夢。何かを掴むためには赤信号に止められてばかりではいけない。抑制に働く社会だからこそ、自分の信念こそが“青”だと信じるしかないのだと強く歌っている。 

そう信じた未来で、会おう。彼らはそうメッセージを託すのだ。 

それを、ボーカル菊地の素朴で優しげな歌声と爽やかなバンドアンサンブルに乗せて、リスナーに語る。そして、良い未来で会おうと導いている。 

音楽構成、そして歌詞をまるごと含めて、未来へゆく道を示す応援歌になっている。 



●ワヅカ 「最愛」 (Music Video) 



続いては、今年3月に発売されたファーストEP『Last scene』より、リード曲「最愛」。 メロコアチックなメロディから始まるアグレッシヴな一曲だ。

日常にあり得る景色を掴んだ、去りゆく恋への等身大のラブソング。

曲調の雰囲気は変われど、彼らの個性はそのまま継続されている。

先述の「ハロー」含め、ワヅカの音楽は、常に前を見ることを忘れない。

「最愛」も愛しく思う人へのさよならソングだし、振り切れない恋を引きずる悲しい曲ではあるが、最後には次に向かう姿勢を見せている。それは、ワヅカが留まることを求めていないからだ。バンド自体にも、楽曲でもブレないその姿勢はとても良い。だからこそ、全ての曲に彼ららしい統一性が見えるのだろう。

だからといって、夢見がちなことばかり歌うわけではない。この歌詞には、リアリティが潜んでいる。

失った恋がすぐに消えることはない。次に進める保証も今はない。そんな中「春風に継げる嘘」。おだやかな空気の中、突然に吹く春風。乗せた嘘は、きっと強く飛んでいって、勢いよく消えていくだろう。その中で本当だけが浮かび上がる瞬間を待っている。

そんな切なさを覚える歌詞が散りばめられているのだ。

ラストサビ前に、ギターと歌だけになるシーンがとびきり切ない。心を揺らすようにベースが入り、振り切るように勢いよくドラムが入ってくる。そしてラストサビにかけて、「最愛にさよならを」して、次へ踏み出そうとする。一連のストーリーが、生々しく、微かな希望を携えて進んでいくのだ。



揺るがない信念と微かな希望を抱いて、前だけを見つめるワヅカ。

「あなた自身を動かす僅かな力になりたい」をモットーに活動する彼らは、今後ジャパニーズロックシーンに爽やかな風と共に踊り出てくることとなるだろう。

現在ライブ活動も頻繁に行っており、今月は東京・新宿にてサーキットイベントにも出演予定。ぜひいち早く彼らをチェックしてみてほしい。

また、ファーストEP『Last scene』も好評発売中だ。彼らの今とすべてを知ることができる一枚となっている。

ワヅカの見せる僅かな希望に、ぜひ触れてみてほしい。




【リリース情報】

ワヅカ- 1st E.P 「Last scene」発売中!

<収録曲>

1. ラストシーン 

2. 最愛

3. orange

4. またね、


【Twitter】https://twitter.com/wazuka888

【HP】https://wazuka.amebaownd.com

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