どこまでも泥臭く、どこまでも人間臭く。

パンク魂の宿るブルース&フォークデュオ・T字路s。

2010年5月に 伊東妙子(Vo&Gt) と篠田智仁(Ba)の2人で結成。
数々の作品をリリースする中、インディーでありながら熱狂的なファンを獲得しはじめる。
2016年 映画『下衆の愛』に主題歌「はきだめの愛」を書き下ろし提供、映画と共に話題を集める。
2017年には初のオリジナル・フルアルバム『T字路s』をリリースし、より幅広いファンを獲得した。その後、テレビ番組へのタイアップをはじめFUJI ROCK FESTIVALやRISING SUN ROCK FESTIVALなど大型フェスにも出演するなど、その名を着実に全国へ広めつつある。
現在に至るまで計5作品をリリース。全編において、彼らの魅力は古き良き味わい深さが滲むブルース&フォークにある。
人間的である感情を偽ることなく、曝け出すように言葉と音へ乗せる。そして、伊東の性別の壁を越えた魅惑的なハスキーボイスが、全てを吐きだすように歌い上げるところには、根強いパンク魂やロックンロール精神が伺える。
俳優の松重豊やザ・クロマニヨンズの甲本ヒロト、芸人とDJ二足のわらじを履くやついいちろうなど、数々の著名人からも絶賛されるT字路sの音楽に宿る、古き良き音色と泥臭い人間模様の魅力について、迫りたいと思う。


●T字路s - T字路sのテーマ (Official Music Video)


自身のテーマソングと掲げる「T字路sのテーマ」からご紹介しよう。
軽快なロックンロールナンバーに、伊東の風情あるハスキー声が本能のままに響き渡るのが、とても気持ちが良い。
なんてことない廃れた日常風景を切り取られているのだが、どうにも素晴らしい光景に見えてくる。「何気ない日々も良いもんじゃないか。前だけ見ていればね。」と彼女の歌声が語りかけてくるようだ。
音楽を通して特別な世界へ連れて行くわけではなく、音楽を通してアーティストとリスナーが現実で繋がる。いつもの風景、いつもの場所、いつものT字路。そこで落ち合いましょう、と彼らは何一つ壁を立てることなく、オープンマインドで音楽を鳴らしている。
その親しみやすさに虜となる人も多いだろう。
そして、いつも見ている世界を楽しくさせ、ちょっとイイものにしてくれる。それが、T字路sの音楽の魅力である。


●T字路s - はきだめの愛 (Official Music Video)


2016年に公開され話題となった渋川清彦主演の映画『下衆の愛』の主題歌として書き下ろされたのが、この「はきだめの愛」である。
あたたかなギターの音色に誘われるまま、心は穏やかになっていく。そして、伊東の枯れた歌声が聴こえてくると、じんわり胸が熱くなってくる。
この楽曲は、キレイに生きられない人々への応援歌であり、すべてを認め許してくれる愛に満ちた一曲なのだ。
泥臭いほど愛にひたむきな歌詞が、次々と胸に刺さって涙が出そうになる。「ちっぽけでも誇らしい。汚れ腐っても美しい。」と、上手くいかない人生をまるごと許して、自分を認めてくれるような気分だ。
最後まであたたかみのある音で紡がれ、どこまでも聴き入ってしまうだろう。
実際にライブでは涙する観客も多いそうだ。ありのままの人間を愛し、ありのままの姿を認めてくれる。彼らの音楽は、人々の心を癒し、励ます。人間への愛ゆえの妙である。


●買い物ブギ 〜西武・そごう 2018ver.〜


全国の西武・そごうにて開催された“お買い物ブギWEEKS”のスペシャルサポーターを務めたT字路s。このイベントのために用意されたのがこの「買い物ブギ 〜西武・そごう 2018ver.〜」である。この楽曲は好評につき10月17日(水)より配信が決定した。
百貨店ならではの買い物の楽しさを歌った笠置シヅ子の名曲『買物ブギー』を2018バージョンに歌詞をアレンジし、カバーをしたものとなっている。
「ずっとワクワクしっぱなしの収録だった」と自身が語るように、買い物のワクワク感がありのまま表現されている。

リズミカルなサウンドが跳ねるように鳴り響き、入店からたくさんのお店を行き来するような楽しみに胸を躍らす様子を再現しているようだった。

そして、色んな商品に目移りする高揚感を描く歌詞と、ひたすら朗らかに歌う伊東の歌声が、明るく弾けるように響き、いつもとはまた違うT字路sの音楽を堪能できる一曲となっている。



どこまでも泥臭く生きようぜ。そう笑って肩を叩いてくれるようなT字路sの楽曲には、溢れるほどの愛が詰まっている。どこまでも優しく、どこまでも心強い。そんな彼らの音楽を携えて、ちょっとイイ毎日に出会ってみようではないか。

来たる11月には東名阪を巡る秋のワンマンツアーを開催するとのことだ。音源でも伝わる生音を、より身近で聴けて、その迫力や熱量ごと楽しめる貴重な機会となっている。ぜひ足を運んでみてほしいと思う。あなたの毎日が変わる瞬間になるに違いない。


【Twitter】https://twitter.com/Tjiros

【Facebook】https://www.facebook.com/tjiros

【HP】http://tjiros.net


【ライブ情報】

T字路s 秋のワンマンツアー “PIT VIPER BLUES”


名古屋:11月3日(土)名古屋CLUB QUATTRO

開場17:00開演18:00 前売¥4,000/当日¥4,500 (入場整理番号付、1 ドリンク別)

☎052-264-8211(名古屋クラブクアトロ)


東京:11月4日(日)渋谷CLUB QUATTRO

開場17:00開演18:00 前売¥4,000/当日¥4,500 (入場整理番号付、1 ドリンク別) 

☎03-3444-6751(SMASH)  


大阪:11月22日(木)梅田CLUB QUATTRO

開場19:00開演20:00 前売¥4,000/当日¥4,500 (入場整理番号付、1 ドリンク別)

☎06-6535-5569 (SMASH WEST)


一般発売 

名古屋公演:

ローソン   0570-084-004(Lコード: 43904)  http://l-tike.com

ぴあ      0570-02-9999(Pコード:115-828) http://pia.jp/

e+ URL:http://eplus.jp/

(Quattro web先行 & pre: 5/28(月)12:00~5/29(火)18:00)

クアトロ店頭


東京公演:

ローソン   0570-084-003(Lコード: 75423 )  http://l-tike.com

ぴあ      0570-02-9999(Pコード:115-792 ) http://pia.jp/

e+ URL:http://eplus.jp/(Quattro web先行 & pre: 5/28(月)12:00~5/29(火)18:00)

クアトロ店頭


大阪公演:

ローソン   0570-084-005(Lコード: 56981)  http://l-tike.com

ぴあ      0570-02-9999(Pコード:115-830) http://pia.jp/

e+ URL:http://eplus.jp/

(Quattro web先行 & pre: 5/28(月)12:00~5/29(火)18:00)

クアトロ店頭