社会人バンドBlueHairs(ブルーヘアーズ)

あやの(Vo)、Hattory(Gt&Cho)、べん(Ba)、Yuto(Dr)、Suehiro(Key)の正規メンバーと、サポートメンバーとしてエロべ(Conga)を含めた6名で活動している。

メンバーは全員、年齢も職業も異なる社会人。「何歳になっても夢は叶えられる」をコンセプトに集い、BlueHairsを結成し、仕事をしながら音楽活動を始めたという。

2016年にリリースしたアルバム『青音』がインディーズながら快挙、現在Youtubeに公開しているMV作品は合計200万回以上の再生数を誇るなど、その活躍は日に日に注目を集めている。その人気は、今年1月に行われたイベントで、赤坂BLITZという大規模な会場を満杯にするほどだ。

ひとつの物語を描く歌詞に、あやのの透き通ったボーカル、軽やかな音色で幸せを運ぶバンド・アンサンブル。ストレートかつポピュラーを極めたBlueHairsの音楽は、様々な経験をしてきた大人世代にとって真っ直ぐに響き、感動と癒しを与えてきたことだろう。

そんなBlueHairsは、今年3月に、ついに大手レーベル・SonyMusicからメジャーデビューを果たした。

ブレイク必須!今勢いに乗るバンド・BlueHairsについて、muevo voiceではいちはやくご紹介しようと思う。



●BlueHairs 「ドスコイLOVE」( The Sumo Song )



BlueHairs が公開する作品の中で最も多い100万再生を記録する「ドスコイLOVE」は、国内のみならず、世界中のリスナーを多く獲得し、彼女たちの名前を一躍有名にしたきっかけとなった。

「相撲ファンを増やそう」というコンセプトを元につくられた今作は、お相撲さんのチャーミングで可愛らしい一面を相撲姿と日常生活の両方から描くユニークな一曲である。

お相撲さんへの興味が沸くのはもちろん、あやののキュートな歌声が歌うことで、お相撲さんを親しみやすい存在として感じることができる。

映像では渋谷のスクランブル交差点やメイドカフェなど、様々なジャパニーズカルチャーを代表する場所を取りあげており、相撲を紹介すると同時に東京の良いところをアピールする応援ソングでもある。

芸人の波田陽区が出演するなど、まさにお祭りソングといった印象。

Aメロからサビまですべてキャッチーかつシンプルなメロディでまとめており、一度聴けばすぐに覚えられるほどだ。年配から小さな子供まで楽しめる一曲となっている。

そして、この曲を通して知るジャパニーズカルチャーに海外の音楽ファンも注目し、世界各国から絶賛の声が集まっている。

このように、国境を越え、世代を問わずに音楽を楽しめる。BlueHairsの音楽は、ボーダーレスであるからこそ。幅広いファンを獲得し続けているのだろう。

真似しやすいドスコイダンスも可愛く、ぜひともSNSなどでコピーしてリスナー自身も楽しんでもらいたい。



●BlueHairs「桜唄~Scene2~」MV(Full) <東京カレンダードラマ主題歌>



東京カレンダードラマの主題歌として起用されたタイアップ曲「桜唄~Scene2~」。

作詞には、Superflyの名曲「愛を込めて花束を」を担当したいしわたり淳治氏が参加している。

2017年に公開された大切な恋を失った人へ向けた自身の楽曲「桜唄」から一年、華やかなバラードとして帰ってきた今作は、恋が消えていく様を桜に例え、大切な記憶として胸の内にしまうというストーリーとなっている。

失恋を歌う歌詞ながらも華やかに彩られるバンド・アンサンブル。悲しく苦しいものであるのに、人を思う気持ちはどうしてこんなにも尊くてきれいなのだろう。そんな美しい恋の魅力を、音楽にまつわるすべてを通して描いている

また、あやのの歌声の変化にも注目したい。前半は思いを振り切れず、恋に締め付けられているかのように強く歌い上げているのだが、後半にかけて切ない思いを受け入れてすうっと力が抜けてふわりと透き通る歌声に変化していく。

そして最後は美しいファルセットで、恋が散っていく様を歌っている。

あやのの歌声によって、物語はよりリアルとなり、桜の持つ繊細な美しさと失恋がリンクしていくのだ。

また、“終わらせなければいけない恋愛”を描くMVは、とびきり切なく、シチュエーション的には歌詞とは違うのだが、最後には永遠の愛の思い出を歌う音楽とMVが繋がり合ったところで、至極の満足感を得る。

春の風をまといながら、桜の花びらが散るように恋が終わり、永遠の記憶となる。

苦しみ、悲しみ、切なさを経たからこそ胸に残る大切な思い出を、けしてこの歌は否定せず、やさしく肯定してあげるのだ。

失恋はけして後悔するものじゃないと、そう心を癒し、励まされる。そんな一曲となっている。

この大人だからこそ見える見解を含めた音楽は、社会人であるBlueHairsのメンバーだからこそ作り上げられた作品といえるだろう。


社会人でも音楽はできる。そして、音楽で今よりもっと先を目指すことができる。

そう体現し続ける彼女たちBlueHairsの活動は、これからますます飛躍することだろう。

ライブ情報等は、ツイッターで更新されているそうだ。直近では、イベント出演や12月27日(木)には今年最後のワンマンライブを予定している。

また、大注目を集めた「ドスコイLOVE」はカラオケ配信もされているとのこと。ユニークなドスコイダンスをマスターして、カラオケでチャレンジしてみてはいかがだろうか。


【HP】http://bluehairs.strikingly.com

【Twitter】https://twitter.com/bluehairsmusic


【ライブ情報】

12月27日(木)BlueHairsワンマンライブ

Open:19時00分  Start:19時30分

チケット:eチケット特別前売り3,000円 

(当日4,000円)+1ドリンク

https://bluehairs-1227.peatix.com


■その他出演情報

10月27日(土) ハロウィンライブ@渋谷ディアアンダーグラウンド

11月5日(月) 港区最強の街はどっちだ 赤坂 赤坂Bar Coredo

11月23日(土)ゴリフェス出演@ 西小岩ORPHEUS