2013年に結成され、2015年に本格始動したヴィジュアル系ロックバンド、JILUKA(ジルカ)。
2016年4月にリリースされたシングル「Faizh」はオリコンインディーズチャートで19位を記録し、同年12月リリースの「Divine Error」は同チャート14位を獲得するなど、若手V系バンドの中でも特に要注目の存在として話題を集めてきた。
JILUKAは自らのジャンルを「V系モダンメタル」と名乗っていて、結成時から「V系というジャンルの中でメタルをやろう」というコンセプトを持っていたという。音楽ジャンル的な制約がなく、衣装やステージ演出などに独特の自由度を持つV系だからこそ生み出せる世界観を駆使して、聴覚だけでなく視覚も含めたパフォーマンスをくり広げるのが彼らの魅力だ。
「モダンメタル」ということもあって、メロスピやヘヴィ・メタル、クラシック・メタル、メタルコアなど、あらゆるメタルジャンルの要素を取り入れたJILUKAの音楽性。圧倒的なテクニックと確かなアレンジセンスに支えられ、スリリングな中にも聴き惚れるような美しさも秘めている。
そんな彼らの楽曲を聴いて、その衝撃を体感していこう。


●Ajna –SgVer-


「Ajna」は、2017年10月にリリースされたシングルの表題曲だ。
イントロから聴き手の度肝を抜くこの曲は、重いビートに不穏な響きのリードフレーズが積み重なり、退廃的な魅力が感じられるキラーチューンに仕上がっている。不気味さすら感じさせる前半から一転して、サビでは一気にキャッチーなメロディが広がり、その落差もあって強いインパクトが生まれている。
目まぐるしく変わっていく曲展開から高揚感がほとばしる、驚異的な一曲だ。


●Divine Error


JILUKAの最大の個性である多彩なサウンドに、どこか哲学的なテーマも重なった「Divine Error」。イントロやAメロではカオスな激情がまき散らされ、サビでは打って変わって疾走感のあるメロディがくり広げられる部分も、彼らの楽曲の特徴と言えるだろう。
さらに、この曲ではヒップホップなどの要素も盛り込まれていて、一瞬たりとも気の抜けない緊張感をもったサウンドが、ひとつのストーリーを築いて駆け抜けていく。
メタルバンドとしての複雑さ、難解さを持ちながら、そこにキャッチーさも含まれていて、鮮烈な印象を感じさせる。


●Faizh


2016年4月にリリースされてJILUKAが注目を集めるきっかけになり、今でも彼らの代表曲として知られる「Faizh」。
最近の作品と比べるとよりクラシカルでストレートなメタル要素を持つこの曲は、本格始動から間もない若手バンドとしての、いい意味での荒々しい勢いも感じさせてくれる。
そんな中にも、「激しいメタルパートとキャッチーなサビ」という対比や圧倒的なテクニックで絡み合うアンサンブルなど、今のJILUKAに通じる特徴はしっかり表れていて、始動当初から彼らが高い実力を持っていたことをうかがわせる。
初期からJILUKAを支える、まさに代表曲と言える存在だろう。


JILUKAの確かな演奏力や、それに裏打ちされたテクニカルで美麗なセンスは、間違いなく若手V系バンドの中でも群を抜いている。だからこそ、彼らは今のV系ロックシーンで大きな注目を集めているのだろう。
2018年11月23日には東京渋谷のCLUB QUATTROでワンマンライブを控えていることからも、彼らの人気の高さがうかがえる。

そんなJILUKAのさらなる活躍に、期待が高まる。



最新PV本日公開!




【公式HP】http://www.jiluka-web.com/
【Twitter】https://twitter.com/jiluka_official

【イベント情報】
2018年11月23日(金祝)
東京 Shibuya CLUB QUATTRO
JILUKA 6th 東京ワンマン公演 -Metamorphose-
【出演】JILUKA
【時間】開場17:30 / 開演18:00
【料金】前売¥4000(当日¥4500) ※別途ドリンク代
【チケット】
一般発売:2018年6月30日(土) 10:00〜
・チケットぴあ ● TEL:0570-02-9999(Pコード:118-072)● http://t.pia.jp/
・ローソンチケット ● TEL:0570-084-003(Lコード:74898)●http://l-tike.com/ 
・イープラス ● http://eplus.jp
・JILUKAライヴ物販

【問】ディスクガレージ 050-5533-0888