渋谷系ガールズロックユニット・CANDY GO!GO!(キャンディーゴーゴー)。
スイーツのように愛されるアイドルとして、2010年7月より始動。
現在は なぎさりん、菜月アイル、磯野未来、杉本莉愛、永瀬りかの5名で活動をしている。
主に渋谷エリアを中心に活動しており、月間20本以上のライブ本数をこなしつつ、渋谷を飛び出し全国に活動の幅を広げている真っ最中だ。
“IDOROCK”をスローガンとし、ハードなロックチューンとパワフルなダンスを武器とする彼女たちのパフォーマンスは、様々なシーンで話題を呼び、2015年に行なわれた赤坂BLITZでのワンマン公演には、メジャーデビュー前にも関わらず多くの来場者が集まった。
その後、2016年1月にテイチクエンタテインメント・インペリアルレコードからシングル『overdrive / 大切なお知らせ』をリリースし、メジャーデビューを飾り、オリコンウィークリー8位を記録した。
同年には全国ツアーを完走し、夏には再びシングルを、12月にはファーストアルバム『IDOROCK』と、勢いそのままに活動を飛躍させた1年となった。
その後もリリース活動を重ね、今年はワンマン公演開催や、シングル曲『HONEY TRAP』、『Fake News』をリリースし、再び新たなスタートを切ったCANDY GO!GO!。
アイドルとしての可愛さと、ガールズロックのカッコ良さを両立する楽曲には、アイドルファンはもちろんロックキッズなど幅広い音楽ファンを魅了させる力を持つ。
今回は、可愛いもカッコいいも独り占めするCANDY GO!GO!のロックな魅力について迫りたいと思う。
●CANDY GO!GO!「CANDY
こちらは2017年7月に新宿ReNY GIGで行われたライブ映像である。
同年にリリースされたシングル『CANDY』のリードトラックで、自身初となるバンドを起用したレコーディングとなった。
この日もバンドをバックに従え、ライブパフォーマンスを披露。本格的バンド・サウンドと疾走感抜群のロックミュージックで、バックサウンドを聴くだけでも楽しくなってくる。
しかし、ここに彼女たちの歌声が合わさることで、さらなる化学反応が起きるのだ。
時には荒々しく本能のままに歌い、時には可憐な女性らしさ感じさせる凛とした歌声を見せる。勢いのあるヘヴィーなロック・サウンドを背に、彼女たちは“女”である意味と魅力をしっかりと携え、強気な部分も弱くて繊細な部分も惜しみなく表現している。
前向きな思いはより強固となり、リスナーの胸にダイレクトに届く。また、強く頑張るために励んでいる女の子の可愛らしさも、同時に伝わってくるのだ。
それがたまらなく愛おしく、応援したくなってしまう。そして、ついていきたいと思えるほど心強い。
可愛いもカッコいいも、歌声にすべてを詰め込んだ彼女たちの音楽は、まさに“IDOROCK”だ。
そして、その両立の統一性にも注目したい。
まず彼女たちのルックスだ。彼女たちの戦闘服はオールブラックに、レザーのジャケットにミニスカートという完全なロックスタイル。サイドの編み込みに、ライトブラウンのロングヘアと、至るところにまでロック魂を感じる。
その魅力をさらに引き出すクールなダンスシーンにも注目だ。髪をふり乱して激しいダンスを繰り広げる姿はとてもカッコよく、振り向きざまや蹴りを上げるシーンはとてもセクシー。
女性らしく、カッコいい。そんな姿には、男性ファンだけでなく女性も思わずうっとりとしてしまうのではないだろうか。
●CANDY GO!GO! / HONEY TRAP short.ver
続いては今年会場販売と配信限定でリリースされた『HONEY TRAP』のリードナンバー。
CX系列 「魔女に言われたい夜」の 8月度エンディングテーマに起用され、彼女たちのさらなる快進撃の一手となった。
ストレートなロックチューンとスカ・パンクをミックスした曲調で、ラップ調なAメロから、色っぽい歌声で魅せるキャッチーなサビへと変わる新感覚な楽曲となっている。
今までの生粋のロック・サウンドからサックスやトランペットを用いたアレンジを加え、彼女たちの歌声の印象も変わった。アグレッシブに押し切るのではなく、歌声で遊ぶようになり、表現の幅が広がったようにも伺える。
ロックでありながら、ムーディーでおしゃれ。さらなる新境地へと挑むこの曲は、とても華やかで“圧倒される”というよりも、純粋に“楽しくなれる”。そんな一曲だ。
●【MV】CANDY GO!GO! 「Fake News」
最後にご紹介するのは、10月に3000枚限定盤としてリリースされたシングル『Fake News』よりリード曲「Fake News」。
こちらもCX系列「Tune」の12月度エンディングテーマとして起用されている。CANDY GO!GO!にとって初の音楽番組でのタイアップだ。そして、今年リリースした楽曲がいずれも起用されるというところを見ても、躍進ぶりが感じとれる。
彼女たちのストレート精神を際立たせた疾走感と爽快感溢れるロックチューン。
今までのどの楽曲と比べても、メロディ進行もシンプルで、Aメロからサビに至るまですべてキャッチーな仕上がりだ。
メインボーカルはなぎさりんが務め、サビではメンバーが代わる代わるサポートをする大胆な歌構成なのだが、これがまた歌詞の持つ“意思の強さ”を助長させる秘薬となっている。
奇跡を鵜呑みに信じて待つよりも、自分で突き進むことが大切なんだよ、と真っ直ぐな思いが綴られた歌詞と、なぎさりんの繊細で凛々しい歌声がぴったりと当てはまる。
色んなアプローチを経て、辿りついたシンプルイズベストの境地とも思える。
余計なこだわりは一切抜いて、アイドル×ロックをストレートに突きだした渾身の一曲となっている。
アイドルご法度な辛辣なフェイクニュースがいっぱいのユニークなMVにも注目してみてほしい。
さらなる“ロック”を開拓し続けているCANDY GO!GO!。表現の幅は常に広がり続け、ロックというジャンルの広さや素晴らしさを今後も世界へ発信していくだろう。
そんな彼女たちは、なんとクリスマス当日である12月25日に、O-WESTにてワンマンライブを開催するとのこと。今年の聖夜は、燃え上がるロックに痺れる一夜にしてみるのはいかがだろうか?
クラウドファンディング実施中!
【CANDY GO!GO!】2018年最後のワンマンライブを皆さんと一緒に思い出にしたい!!
2018年12月20日(木) 23時59分まで絶賛受付中!
https://www.muevo.jp/campaigns/1772
【Twitter】https://twitter.com/candygo2010