2017年からライブハウス出演や路上ライブによる活動をスタートした彼女は、10代の今だからこそ感じ取れる世界の空気、そこから感じ取れる感情を、まっすぐな言葉で表現してきた。
鮮やかな情景とストーリーの描写が時に切なく、ときにヒリヒリと緊張感のある雰囲気を生み出し、それを伝えるどこか大人びたハイトーンボイスは、無垢な世界観の中に力強い説得力を生み出す。
2018年2月には「109路上LIVE」へ出演し、同年4月にはHEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3で初のワンマンライブを開催。ミニアルバム「咲‐さく。‐」を発表するなど、確実にその音楽をかたちにしてきた海羽。2018年11月には早くも2度目のワンマンライブを開催するなど、その注目度は今、大きく高まっている。
・もう。
2018年11月に初のMVとして公開された代表曲「もう。」は、シンガーソングライターとしての海羽の魅力を、聴き手にこれ以上ないほどまっすぐに届けてくれる。
そこで描かれるのは、どこにでもあるような、何気ない青春の風景。しかし、それが今まさに青春時代を送る彼女の口から紡がれることで、そこには触れ合う体温や鼻をくすぐる髪の匂いまで伝わるようなリアリティが生み出されている。
大人から見ればどこか初々しく、それでも思春期の感性があるからこそ全てが鮮やかに写る世界の姿を克明にとらえた、渾身のミディアムバラードだ。
・【MUSIC VIDEO】女子高生が夏休みに感じた事。私のみた夢。私のみる夢。
こちらも彼女の代表曲のひとつ「夢」。タイトル通り夢について歌うこの曲では、無限の未来の可能性が広がっているからこそ漠然とした不安も伴う10代という立ち位置が、赤裸々に表現されている。
一つひとつの言葉に感情を込め、表情豊かに歌う海羽の姿にも注目してほしい。アコースティック編成がシンプルながら洗練されたアンサンブルを生み出し、彼女の歌を最大限に光らせるライブの模様も大きな見どころだ。
・僕の世界
今だからこそ見られる世界のすがたを、独自の感性で描写しているのが海羽の音楽の最大の魅力だ。そんな世界観が特によく表れているのが、この「僕の世界」だろう。
感情を絞り出すように紡がれる言葉が、彼女自身の目線からとらえた「世界」を描き出していくこの曲。その目に映る世界はときに残酷で、その中にも確かに希望があり、そんな世界のすがたを通して、彼女は「自分」という存在そのものを確立していく。
圧倒的にリアルな詞世界と、全身全霊の感情をさらけ出した歌の力が迫ってくる名曲だ。
2019年4月には「僕の世界」の全国流通も果たし、その名前が全国にまで広まりつつある海羽。瑞々しい感性には活動を積み重ねたことによる表現力や演奏力が伴い、現在進行形で着実にアーティストとして進化を遂げている。
2019年10月には、自身3度目となるワンマンライブも控えている彼女。その世界を目の前で体感すれば、記憶に刻まれるようなインパクトを感じられるのは間違いない。
海羽の音楽の世界を、ぜひ一度受け取って体感してみてほしい。
【Twitter】
https://twitter.com/miu_rairai
【イベント情報】
海羽3rdワンマンライブ ~アルファルド~
10月13日
渋谷チェルシーホテル
開場15:30〜
開演16:00〜
https://eplus.jp/sf/detail/2930350001
【配信情報】
《僕の世界》
iTunes:https://lnk.to/Boku_No_Sekai
《1st Mini Album「咲〜さく。〜」》
配信日:2019年6月25日(火)
1. 僕の好きを君にあげる
2. ブルースマイル
3. 戻っておいで
4. もう。
5. たんぽぽ
※各種メディアサイトにて配信予定