2015年に結成された彼らは、e.shogo(Vo.Gt)、Kojiro Hayashi (Gt.)、Seita Hirama (Ba.)、Yuichiro tanno (Dr.)の4人で活動している。
これまでに会場限定シングル「I Stay」やEP「Daydreaming」などをリリースし、一方でライブ活動も精力的に展開。関西バンドシーンを中心に、着実に知名度を高めてきた。
その最大の魅力は、50年代から現代までのさまざまなロックの要素を取り込んできた音楽性にある。古き良きUKロックを軸に、軽快でリズミカルなアンサンブル、キャッチーな中にもフックのあるメロディ、e.shogoのブルージーで色気のあるボーカルが絡み合うことで、現代的な鮮やかさを持ちながらも渋くクールな世界観を作り出してきた。
さらに、全編英語の歌詞や洗練されたビジュアル、映像表現の面でも洋楽的な空気感をまとっているのも、Newdumsの大きな特徴だ。そんな彼らの魅力に、楽曲を通して実際に触れていこう。
・Ghost
2019年6月5日にリリースされるNewdumsの最新EP「Inherent Vice」。そこからリード曲としてMVが公開されたのが、この「Ghost」だ。
そのサウンドはUKインディーロック、オルタナティブロックの系譜に連なるもので、日本人離れしたセンスを存分に発揮している。ローファイな響きが優しくも鮮やかな空気感を生み出し、スッと耳に届いて聴き入ってしまうナンバーに仕上がっている。
どこか異国情緒あふれるMVの映像も合わさって、英国的な風を感じさせる一曲だ。
・Daydreaming
こちらは EP「Daydreaming」の表題曲となっているナンバー。Newdumsにとっては代表曲とも言える一曲だ。
流れるようなアンサンブルとリズムの中には、The BeatlesやOasisなどUKロックの歴史に残るバンドの色と、邦楽的なメロディアスさが両立している。その普遍的なキャッチーさは、誰の耳にも心地よく響くのではないだろうか。
穏やかでノスタルジックな情景が浮かぶ、ミディアムバラードの名曲だ。
昔ながらのUKロックの風を吹かせながら、洗練された現代的なサウンドでしっかりと記憶に残るインパクトを見せてくれるNewdums。聴き心地のいい音源はもちろん、爆発的なエネルギーで熱いステージを見せるライブバンドとしてもその名前は広まっている。
新しいEP「Inherent Vice」の発表とそのリリースパーティーによって、2019年6月にはNewdumsという存在がより大きなものになっていくだろう。彼らが今後どのような世界観を広げて、邦楽ロックシーンの中でどんな色を見せていくか、ますます期待が高まる。
関西ライブシーンの中でも、一際大きな個性を放つNewdums。その活動情報は、SNSなどの公式アカウントから要チェックだ。
【公式Twitter】
【リリース情報】
2019.6.5 NEW EP 『Inherent Vice』 ON SALE
1_Ghost 2_Another one 3_Yesterday 4_Restart 5_Mercy
価格¥1,000 (全5曲収録)
【イベント情報】
Newdums 2nd EP「Inherent Vice」 release party
大阪:6/14(金)@心斎橋Pangea
w/ ペペッターズ、スーパーノア、The mellows
東京:6/28(金)@下北沢BASEMENTBAR
w/No Buses、Gateballers