2010年3月に結成された彼女たちは、「やってやれないことはない」をキーワードにVo.ユズハ、Gt.リエの2人で活動。「光華黎明/孤独の海」「月下麗音」など多数のシングルやミニアルバムをリリースしてきた。2019年6月にはこれまでの活動の集大成ともいえる待望の1st full album「撫子的カラクリ論」を発表し、ますます勢いを見せている。
一方で、精力的にステージに立つライブアーティストとしても活動。拠点の札幌はもちろん、東京を中心に本州でも活発なライブを行っている。過去にはタイとベトナムを巡るアジアツアーも達成するなど、国内外で活躍してきた。
主催ライブイベント「ナデシコドールフェスティバル」の開催も、札幌では毎年恒例となっている。
さらに、札幌のラジオ局「RADIO TXT」では冠番組「ナデシコドールの『ナデシコRock’n Doll Radio』」を持つ彼女たち。パーソナリティとして音楽情報や即興作曲など「ロック」をテーマにした放送を行っている。
札幌のライブハウスシーン、音楽メディアシーンにおいて、常に注目を集める存在だ。
・獅子奮迅 music video -short ver.- ナデシコドール
ナデシコドールの10thシングル「獅子奮迅」。そこでは、重厚なロックサンドと和風の空気感を併せ持った世界観が色濃く感じられる。
ラウドロック、デジロック、オルタナティブなどさまざまな要素を内包したサウンドにVo.ユズハの力強い歌声が合わさって、鋭さと色気を両立しているのが印象的だ。Gt.リエのエモーショナルなギターソロもあり、バンド音楽としても濃厚な聴きごたえがある。
歌詞のテーマは「何度挫けても想いは揺らがない」という感情。駆け抜けるような疾走感の中に、強い決意を見せるロックナンバーに仕上がっている。
・ナデシコドール 1st full album 「撫子的カラクリ論」全曲試聴トレーラー
2019年6月にリリースされたばかりの1st full album「撫子的カラクリ論」は、ナデシコドールのこれまでの活動の歴史やその音楽性をしっかり味わえる一枚だ。
シリアスなロックサウンドのなかに切ないストーリーが響く「愛、惚れ込んで恋慕う」、ラウドなテンションと情熱的でメロディアスなボーカルが華やかな情景を描く「涙燃ゆ、月夜花」など、バリエーション豊かな収録曲全12曲は、それぞれ違ったかたちでナデシコドールの魅力を見せてくれる。9年間の活動の集大成としてはもちろん、これから彼女たちの音楽に触れる入門としてもおすすめの名盤だ。
拠点札幌に根づいた活動と独自の音楽性で、着実に人気を高めてきたナデシコドール。結成10周年目というひとつの節目を迎え、ますます勢いを増していくその活動に期待が高まる。
まずはライブ会場に足を運んで、その魅力をダイレクトに感じてみよう。
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