「好きなことを好きなときに好きなだけ」をモットーに、個人でバーチャル活動をしているVtuber、春乃こね子。
透明度の高い耳心地の良い歌声と、その清涼感に定評がある。歌うことが大好きで、2021年10月18日には、タカハシルイfeat.春乃こね子として全曲オリジナル共同制作ミニアルバム『ねこの手 -First Drop-』をリリースしている。
ボーカルだけではなく作詞を行うこともあるなど、幅広く活動中。
・Endless ∞ SKY / 春乃こね子【Music Video】
2020年10月30日にMV公開となった楽曲『Endless ∞ SKY』。
春乃こね子の2ndシングルだ。作詞は自身で手掛けている。
自身で手掛けた歌詞は、「今までの物語を歌詞に込めたもの。出会いと別れをテーマ(別れが強めに現れている)にしている」という。
出会いがあるから、別れもある。でも別れがあれば、また必ず出会いもある。この楽曲からは、そんな淡い希望の光のようなものを受け取ることが出来る。
それは≪ここから描く物語と 扉開いて さぁ 手をつなぎ行こう≫と歌う歌詞や、透明感と清涼感に溢れる歌声、センチメンタルな空気がありながらも爽やかに抜けていくサウンド感と、楽曲全体から感じることが出来る。
・【ダーリンダンス / かいりきベア】Cover by 春乃こね子
「今までの歌ってみた楽曲とテイストが違う。ある意味ハメを外した楽曲」だと話す『ダーリンダンス / かいりきベア』の歌ってみた動画。
確かにこれまでの作品には『歌に形はないけれど/doriko』や『DECO*27×堀江晶太(kemu) - セカイ』など、美しい歌声が生きるような曲が多いように感じられる。
しかし、この楽曲は楽曲のテンポ感やポップかつ意外性のあるサウンド感など、毛色が違う。歌声にも普段よりキャラクター性が乗っているように感じられて、彼女の表現力の高さを垣間見ることが出来る。
・【XFD】『ねこの手 -First Drop-』タカハシルイ feat.春乃こね子
タカハシルイfeat.春乃こね子として発表した1stミニアルバム『ねこの手 -First Drop-』。
1曲目『春乃こね子の自己紹介』から、様々な音楽の要素を取り入れたようなサウンドと、彼女の透明度の高い歌声によって、このアルバムの世界観に惹きつけられる。2曲目『GirlS of Frontline』ではぐっとかっこいい一面を見せ、3曲目『sweet bitter morning』ではふわふわしたサウンドとボーカルで心地よさを聴かせる。
電波色の強い『にゃんにゃんウォーズ』、その電波色にハードさと壮大さを加えたような『こねこねきゃっと』、まさにタイトルのように柔らかくて温かい『春の明るい朝日のように』と、とにかくバラエティ豊かな楽曲群が収録されているので、何度聴いても飽きることはまずないだろう。