発達障害であることを自覚し、発達障害への認知を正しく広めたいと活動するソロアイドル・アーティスト式部チャン。(シキブチャン)

元々はアイドルグループにて活動するも、2か月で脱退。このアーティスト名はそんな元々いたアイドルグループで担当カラーが紫だったというところからきている。
2018年2月よりソロ活動をスタート。主にライブシーンを主戦場とし、多い時には月に20本程度のライブへ参加してきた。

活動の目的の一つは発達障害を個性の一つだと知ってもらいたい、活かし方を知ってもらいというものだが、活動のコンセプトはそれだけではない。社会に対しての不満の代弁や、普段日常の中で言いたくてもなかなか言えないようなことを代弁しようというコンセプトもある。そんな代弁者としての発言に説得力を持たせるためにも、働きながらアイドル活動をしているという。「無職になると吐き出すことがなくなってしまうし、自分が働いているからこそ、働く人の気持ちがわかる、働く人に寄り添って活動できる」と、しっかりした軸を持っている。



・式部チャン - 【ライブ映像:PA2MIX音質】@渋谷aube『Cat in wonder land -鈴田ねこ生誕主催-』2019.08.10|Japanese idol live|アイドル



往年のハードロックを思わせるようなハードなギターサウンドが特徴的な1曲目からスタートするライブ映像。歪んだハードなサウンドに負けないような、音圧の太い歌声、憑依型とでもいうべき世界観への入り込みが、見る人の目や耳を奪う。

心の叫びとでもいうべきセリフ部分では、現代社会が抱える闇へ多くの人が抱えている気持ちを代弁してくれている。


2曲目は「人のことを人として扱わない会社」に対してのまっすぐなメッセージソングだ。

4つ打ちでポップな電子サウンドに、やはりハードなギターサウンドが絡み合う。そこに辛い日々を思わせる歌詞、生々しい叫びや歌唱が乗っかり、アンダーグラウンドなポップ感を醸し出している。



作ってもらった楽曲を購入し、そこに自分の言葉を乗せるというスタイルで曲を制作していく式部チャン。曲のストックはすでにいくつかあるとのことだが、まだそこに歌詞をつけず、式部チャン。の音楽になっていないものも多数ある。その理由は、「自分が思ったことを歌いたいときに曲を乗せたいから」だ。同様の理由で、歌詞をストックすることもあまり多くはないという。その時の気持ち、言葉を大事にしているからこそ、生々しい叫びが生まれてくるのだろう。


今後は、作曲家と手を組み、自分の言いたいことに合った曲を作ってもらうかたちで作品を仕上げていく体制にしていきたいと語る。MVの制作にも意欲的なので、Twitterやブログなどで今後の活躍に注目しておきたいところだ。


【Twitter】https://twitter.com/shikichan_1203


【告知用Twitter】https://twitter.com/Shikic_official


【ブログ】http://shikibu-blog-tanoshi.hatenadiary.jp/


【ライブ情報】

2019/12/14(土)
10:30開場 / 11:00開演(予定)
生誕主催「現代思想犯保護観察集会 前科二犯」
会場:DESEO mini with VILLAGE VANGUARD
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-13-5
ハーベストビルディング2F
料金:ADV 3,000円+1D DOOR 3,500円+1D
出演:式部チャン
平成墓嵐
フェッティーズ
オペラトルペ
小日向由衣
マスクメイド
鈴田ねこ
佐々木まゆ

and more


2019/12/14/(土)

19:00開場 / 19:30開演(予定)
1stワンマン「創造的自己破壊論」
会場:DESEO mini with VILLAGE VANGUARD
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-13-5
ハーベストビルディング2F
料金:ADV 2,500円+1D DOOR 3,000円+1D
出演:式部チャン