シンガーソングライターとして、作曲家として、プレイヤーとして。さまざまなかたちで自身のグッドミュージックを追求するアーティスト、シンリズム。
そのアーティスト名は、音楽好きの父親によって名づけられた本名「新 理澄(シン リズム)」から。父や友人の影響で中学生の頃にベースから音楽の世界に入り、ギターやドラム、キーボードなどさまざまな楽器を演奏するマルチプレイヤーに。父のアドバイスから楽曲制作も始め、高校生の頃にSoundCloudなどで楽曲を後悔すると、ネット上の音楽ファンから注目を集めていった。
2015年には 7inchアナログEP「心理の森」でデビューを果たし、その後も複数のアルバムやシングルをリリース。一方で作曲家としてCMソングなどを製作したり、アーティストへの楽曲提供も行ったりと活動の場を広げてきた。さらに、サポートミュージシャンとしての演奏活動なども行っている。
2019年8月には最新作となる7inchシングル「赤いタワーまで / Moon River Lady」も発表しており、現在進行形でその表現を広げ続けている要注目アーティストだ。
・シンリズム「心理の森」
シンリズムとしてのデビュー作となった代表曲「心理の森」は、軽快なサウンドと心にスッと染み入るメロディ、共感できる詞世界が一体になってキャッチーに聴かせてくれるナンバーだ。
リリース時には多くのラジオ局でパワープッシュを獲得するなど、大きな話題を集めたこの曲。世代を問わず誰もが聴きやすい普遍的なポップソングとして、必聴の一曲に仕上がっている。
・シンリズム「FUN!」
2ndアルバム「Have Fun」の収録曲「FUN!」は、リズミカルなサウンドに乗せて清涼感のあるメロディと希望に満ちた歌詞のストーリーが広がるキラーチューンだ。
聴いているうちに自然と心がウキウキしてくるようなポジティブな世界観で、明るく爽快な魅力を放っている。
シンリズムと名前にどこか親近感のあるお笑いコンビ「リズムイズム」が出演するドラマ仕立てのMVにも注目だ。
・Moon River Lady (My Room Session) - Shin Rizumu
数多くのライブ出演を行うライブアーティストとしても知られるシンリズム。ルームセッションスタイルのこの動画では、そんな彼のライブの雰囲気を立体感をもって味わうことができる。
シンプルに研ぎ澄まされたアンサンブルは、シンリズムのポップワールドを高純度でリアルに描き出し、そこに乗る彼の歌声は柔らかくスッと染み入る心地よさを帯びている。
演奏曲「Moon River Lady」は最新作「赤いタワーまで / Moon River Lady」に収録されているので、要チェックだ。
自身の世界観を、確かなメロディセンスとアレンジ、等身大の詞世界によって個性をもって描き出してきたシンリズム。
憧れているアーティストにアメリカのミニマル・ファンク・バンドのVulfpeckなどを挙げており、自身も音源から映像まで彼らのような完全セルフメイク・セルフプロデュース型にしていきたいという目標があるという。
さらにその表現を研ぎ澄ませながら、独自の道を進むシンリズムのこれからの活躍に、ますます注目だ。
【公式HP】
【Twitter】
https://twitter.com/shinrizumu【リリース情報】
シンリズム「赤いタワーまで / Moon River Lady」
発売日:2019年8月7日(水)
定価:1900円(+税)
レーベル:production dessinee / プロダクション・デシネ
配給:dessinee distribution / 東洋化成テディストリビューション
1.赤いタワーまで
2.Moon River Lady