USエモ、インディ、マスロックなどの要素を反映させたエモーショナルかつノスタルジックなサウンドで、温かくも切ないストーリーを描き出すスリーピースバンド、Haiki。

それぞれの前身バンドでの活動を経て結成された彼らは、およそ2年半前に現在の「Haiki」というバンド名に。Gt.Vo.カトウミツキ、Ba.イシマルコウ、Dr.ゆーやの編成で、コンスタントにライブ活動を展開してきた。

そのライブ本数は多い時で月10本近くにも及び、生粋のライブバンドとしてライブハウスシーンを中心に話題を集めてきた彼ら。今後も大規模サーキットイベント「下北沢にて’19」への出演や3度目の自主企画「パワープレイVol.3」の開催を予定するなど、必見のライブを控えている。

また、2019年9月には1st Mini Album「狼煙」をリリース。幾何学的なマスロックサウンドの中に哀愁と熱量を込めた楽曲の数々で、その世界観をより確固たるものにした。

現在の邦楽インディーズシーンにおいて、最も注目すべきバンドのひとつと言えるだろう。




・Haiki “帰り道” (Official Music Video)




ミニアルバム「狼煙」のリードナンバーとなった「帰り道」は、Haikiのバンドとしての個性が詰まった一曲だ。

開幕から耳に流れ込んでくれるタイトでマスロック的なフレーズは心地よさときらびやかさを感じさせ、その後の緩急のついた曲展開も、駆け抜けるような疾走感から地に足の着いたパワーポップ的アプローチまでさまざまなかたちでストレートなロックサウンドを見せてくれる。

そんな中で一際印象的に響くのが、徹底した「日本語詞」へのこだわりをもって描かれるストーリー。切ない郷愁と明日への希望を感じさせる詞世界が、メロディアスなアンサンブルと合わさることで極上のエモさを感じさせてくれる名曲だ。




・Haiki “O.C.D.”(Official Music Video)




2017年リリースの1st EP「O.C.D.」の表題曲「O.C.D.」は、マスロック/ポストロックとしてのエモーショナルさがより際立った一曲に仕上がっている。

まるでアルバムとともに過去の記憶を紐解くような歌詞の物語が、Vo.Gt.カトウの感情をストレートに込めたボーカルと一体になって聴き手の心を揺さぶってくる。幾何学的に絡み合うアンサンブルはその中で淡く鮮やかな情景を描いていて、曲の持つのノスタルジーを極限まで高めている。

彼らの音楽的ルーツを確かに感じさせながらも、「歌」の力を見せる邦楽ロックとしても大きなインパクトを持ったナンバーだ。



邦楽ロックファンにまっすぐに響く歌心と詞世界を見せながらも、マスロック/エモバンドとしても王道を行くスタイルで新感覚の魅力を放つHaiki。独自の個性を確立しながらライブシーンを走り続ける彼らが、これからますます大きな注目を集めていくのは間違いないだろう。

彼らの真骨頂は、その技巧と熱量を最も熱いかたちで解き放つ「ライブ」にある。ぜひそのライブに足を運んで、最大の臨場感で楽曲の魅力を受け取ってほしい。

Haikiの今後のライブ情報やリリース情報は、公式HPやSNSから要チェックだ。



【公式HP】 https://haiki-band.jimdofree.com/


【Twitter】 https://twitter.com/haiki_band


【リリース情報】



2019/9/1 リリース 1st mini album「狼煙」

1.革命
2.帰り道
3.Foolscap
4.ゴンドラに乗って
5.instrumental
6.未来のゆくえ
7.O.C.D.

全7曲入り 2,000円(税別)



【イベント情報】



12/17(火)、21周年アニバーサリー期間の吉祥寺WARPとHaikiによる共同企画開催決定!!
<パワープレイ vol.3>
Haiki
Dr.DOWNER
灰色ロジック
CASANOVA FISH
大畑カズキ

and more...


学生証提示で¥1800に

予約はHaikiのDM/HP/shikaihaiki@gmail.comまで。