ソロアイドル、篠咲くれは。

兵庫県姫路市で生まれ育ち、ご当地アイドルとして初めての芸能活動を開始。

その後、関東で別事務所にてグループに所属したのち、2022年４月よりセルフプロデュースにてソロでの活動をスタート。

そして現在、事務所・運営に頼りきらず、自分にできることをやっていくスタンスで東京を拠点に活動を展開中。

なんでも自分でやるが「すごい方向音痴（笑）」なことだけが不安と語る。

・チアノーゼ／篠咲くれは（オリジナル楽曲）

現在お披露目している唯一のオリジナル楽曲『チアノーゼ』。

「グループの時にお世話になっていた作曲家さんに作ってもらった。これまではグループに作ってもらっていたけれど、これは私のことをイメージして書いてくれた楽曲で、イメージ通り」「楽曲を通してこれまでの活動の思い出とかも感じられると思う」と話す１曲だ。

疾走感があり、パワフルで力強い。そしてダンサブルでサビの爆発力があるという、ポップソングとして惹きつけられる要素が多いサウンド感。キャッチーでありながらどこかセンチメンタルな要素も感じさせるメロディーライン。ライブでありながらもピッチ的にもリズム的にも質の高い歌声。≪君とLie & Die 未来を覗きたいんだ≫≪紫の肌を愛でて≫と歌う歌詞の世界観。

カバーする際には「ちゃんと曲の世界観を自分に落とし込めて、それを自身で表現できるかつ、フロアに届けることができる楽曲を選んでいる」という彼女。

さらに「ライブで発表する際のクオリティにはこだわっており、ずっとその楽曲を聴いて、カラオケで９０点以上出せるようにならないと披露しない。見せ方だけでなく音程にも細かくこだわっている」と話すほどに、ストイックな姿勢で挑んでいる。

切なげなメロディーラインと≪だから怖くない もう何があっても挫けない≫と歌う足に力が入る歌詞の世界観、さらにはドラマチックなサウンド感が印象的な同曲では、歌う際には高い表現力が求められるだろう。

これを見れば、彼女のレベルの高さが分かるのではないだろうか。

・『残響散歌』(cover)

『コネクト』も決して簡単な楽曲ではない。そんな『コネクト』よりもさらに難しく聴こえるのが、この『残響散歌』だ。

ジャジーでありながらもパワフルなサウンド感と、パンチ力の高い強烈なメロディーライン。それを届けるAimerのロック色の溢れる歌声。鳴らされている音すべてが個性的でありながら、抜群のバランスで融合し、聴く者を惹きつける。

この楽曲を歌うのであれば、その個性に負けないオリジナリティが必要だし、メロディーラインの高低差についてピッチ的なスキルも必要になる。しかし彼女は、真っ直ぐに突き抜ける芯のある歌声と、高い歌唱力でそんな難しい楽曲を見事に歌いこなしている。

聴けば聴くほどにテンションが上がっていく、思わず手拍子をしたくなるような、頭を振りたくなるようなカバーだといえるだろう。

「ライブの動員さえあればもっと沢山の人が楽しめるイベントを行いたい」と話す彼女。

パフォーマンスレベルも高い彼女であれば、きっと遠からずそうなっていくことだろう。

【ライブ情報】

イベント情報はTwitterにて随時更新、ライブ動画もupしているので是非チェックしてください。