20歳から本格的に音楽活動を開始。2019年からMVと共に楽曲をいくつもリリースし、Shotaro名義での『SEN-SEI!! GANG!! GANG!!』を始めとしたヒットを生み出す。HipHop的な部分と普遍性のある歌詞が合わさることでできているクロスオーバー性、さらに歌詞と耳触りの良いメロディーを生み出す作詞作曲能力が一つの魅力。
2022年2月には、自身3枚目のアルバム『THE BLUES』をリリース。邦ロックと、ヒップホップという本来はクロスオーバーしづらい2つのジャンルを巧みに落とし込んだ、自身にしかできない作品に仕上げた。なかでも楽曲『サテライト』は、MV公開後ジワジワと人気を集め、TikTokではサビの『夢って叶うのかな』というフレーズが若者に刺さりバイラルヒット。
現在約2000もの関連動画があり、今もなお増え続けている。さらにストリーミングは約7000万回再生、MVもYouTubeにて200万回再生を突破している。
また、同年10月には、メロディー・ポップス要素が強まったバンドサウンドが特徴的な4thアルバム『THE TELESCOPE』をリリース。『サザン』『望遠鏡』『Diamond』など、同作からも複数のスマッシュヒットが生まれており、『THE BLUES』に続いてリリック・サウンド両面で高い評価を得たアルバムとして支持を集めている。
・SHO-SENSEI!! 「Map」Official Music Video
https://open.spotify.com/intl-ja/track/0fp0f5ZA3gUdzwB5Vlm6Wg?si=f26c007159904c99
現段階（2023年11月時点）の推し曲だという１曲『Map』。
≪地図にない場所 僕は今どこを歩いているのかも知らない≫と歌うどこか不安な要素と≪まだまだ足りてないサイズ 二度と戻らないダイブ≫という前に進もうという意志の強さを感じる要素。人間というものは、誰でもそんな相反する二つの要素が折り重なって出来ているといえるのではないだろうか。同曲で描かれている、そんな人間らしさを感じる歌詞には、共感を覚える人も多いはずだ。
思わず一緒に歌いたくなるような、リズム感が心地よい言葉選びとメロディーラインも秀逸で、この楽曲が今の推し曲だというのも納得できる。
・SHO-SENSEI!! - ミシン (Visualizer)
https://open.spotify.com/intl-ja/track/2ehWh30OBb3qqCOImcESgI?si=475f6f6af68445f0
「メロディアスかつポップス性のある曲として、推し」だと話す１曲『ミシン』。
自身の言葉通り、もちろんHipHop的な要素は強く感じられるものの、誰にとっても聴きやすいであろうポップスとしても仕上がっているのだ。サビでぐっと盛り上がるというJ-POP的な要素も纏っているので、普段HipHopを聴かないという人であっても、何の抵抗もなく聴いていけるはずだ。そして聴けば、HipHopというジャンルの格好良さや心地よさに気が付くはずだ。
HipHopへの入り口としてもおすすめできる１曲。
・SHO-SENSEI!! 「道路工事」Official Music Video
「2023年のリリースの中でヒットした曲」だという楽曲『道路工事』。
ただ高揚感を与えてくれるというだけではなく、落とすところは落とすような、あえて落ち着かせるような楽曲展開もあり、飽きずに聴くことが出来るというのも大きな魅力。
疾走感の高い楽曲は、何回も聴くと飽きてしまう事もあるもの。しかしこの楽曲は、何度聴いても飽きることがない楽曲に仕上がっているといえるだろう。
「来年も楽曲をどんどん作ってお届けしていきたい。ライブもリリースに合わせてやっていきたい。今後はそんな風に今の活動を継続しつつ、規模感をもっと上げていきたいと考えている。ジャンル感としても他に追随しないようなアーティストになっていきたい。だからこそジャンルに限らない対バンイベントをどんどん増やしていきたいと思っている」と、今後の展望について話をしてくれた彼。
唯一無二の音楽を描こうとしているその姿は、これから先も楽しみに追いかけていけることを確信させてくれる。追いかけていって、まず後悔はしないだろう。
【リリース情報】
配信SG 「THOUSAND LIGHTS」
2024.02.07 release
鮮烈ながら耳馴染みのよいメロディーと、感情の隙間を縫うような表現の歌詞に定評のあるアーティストSHO-SENSEI!!の最新作。
彼が最も得意とするスタイルの⻘春感溢れるミクスチャーポップスに「卒業、出会い別れ」の要素を織り交ぜ、2,3月の旅立ちシーズンにうってつけの楽曲となっている。
Trapや邦ロックが絶妙なバランスで調和したビートの上で、旅立ち、卒業という“分け隔てないエモーショナル”を喚起する歌詞が響く今作。
イントロの鮮烈な歌い出し「暗いから見えるサウザンライツ」「出会って別れたみんな最後の最後たまたま会おうな」という、オリジナリティのあるパンチラインながら卒業を想起させるリリックで印象を作りながらも、全体を通してはストラグルを抱えた「僕ら」の物語が展開され、誰しもの「出会いと別れ、成⻑」譚に寄り添う内容となった。
