サウンドからビジュアルまで新撰組のテイストを取り入れ、独自の和ロックを展開するバンド、その名もSHiNSENGUMi(シンセングミ)。
前身バンドでの活動を経て現在の編成になった彼らは、東京都内を中心に精力的なライブ活動を展開。新撰組のような時代劇チックな衣装と王道ロック×和風の楽曲たち、熱いライブパフォーマンスによって注目を集めてきた。ひょんなことから「蟹がドラムを叩く」というスタイルになっているのも目を引くポイントだ。
また、これまでに配信シングル「Teenage Love」や「RING」がインディーズとしては異例の映画挿入歌に起用されたり、「Teenage Love」のMVで俳優の大鶴義丹と元乃木坂46の市來玲奈が出演して話題を呼んだりと、ユニークなアプローチも見せてきた彼ら。2019年8月には「2枚で500円」という布教用ミニアルバム「お見知りおき」を発表するなど、さらに新展開を見せている。
唯一無二の個性派ロックバンドとして、日に日に知名度を高めている存在だ。
・SHiNSENGUMi「蟹女」MV
SHiNSENGUMiの代表曲のひとつであり、ドラマー”蟹元さん”が人型の蟹として現在のスタイルでドラムを叩くきっかけにもなったのが、「蟹女」だ。演歌テイストの始まりで色濃く「和」を感じさせてから怒涛のように展開されるサウンドと、コミカルでシュールな詞世界が合わさって、強烈に記憶に残るナンバーに仕上がっている。
一方で、ソリッドで力強いフレーズや疾走感に満ちたアンサンブル、ブレイクダウンやデスボイスによるハードコア展開など、直球のロックバンドとして幅広い表現力を見せるのもポイント。さまざまなルーツを感じさせてしっかりと”バンド”感を見せてくれるからこそ、独特のキャラクター性がより活きている。
・SHiNSENGUMi「RING」MV
映画挿入歌になり、布教用ミニアルバム「お見知りおき」にも収録された「RING」は、厳しい現実の中でも歯を食いしばって前を向くような、熱い決意を歌うナンバーだ。
ヒップホップやミクスチャーロック的な要素を取り入れながら展開されるメッセージが、インパクト抜群のサウンドと一体になってエモーショナルなストーリーを描いている。
コミカルな一面とはまた違った、熱いロックバンドとしての彼らの表情がうかがえる一曲として聴いてみてほしい。
・SHiNSENGUMi「はっぴーすまいる」MV
こちらも布教用ミニアルバム「お見知りおき」の収録曲のひとつ「はっぴーすまいる」。疾走感に溢れたサウンドとキャッチーで多幸感に満ちたストーリーで、夏を感じさせるキラーチューンとなっている。
MVでは、今とは違って新撰組衣装ではないSHiNSENGUMiを見ることができるのも注目ポイントのひとつ。爽やかな雰囲気で魅せるサマーソングとして必聴だ。
一度見たら忘れられない個性と王道のロックサウンド、ユニークな試みの数々によって、各方面で着実に存在感を残してきたSHiNSENGUMi。最近ではYouTubeチャンネルでの企画動画にも力を入れるなど、ますます新しいアプローチも行っている。
今後は路上ライブやワンマンライブなどを視野に入れ、最終的には「武道館で10,000人とラインダンス」という壮大な目標も掲げる彼ら。唯一無二のバンドとして爆発的な人気を記録するまでの彼らの道のりに、これからも要注目だ。
【公式HP】http://shinsengumi.tokyo/
【Twitter】https://twitter.com/SHiNSENGUMi_tw
【YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/channel/UCIfwsfFt0Sv_FPYqA6HeTag
【リリース情報】
5曲入り布教用ミニアルバム
「お見知りおき」
1.蟹女
2.RING
3.はっぴーすまいる
4.東京維新カーニバル ~お見知りおきmix~
5.ゆらゆら ~花魁道中編~
ライブ会場物販でCD発売中
【2枚で500円】
DL&ストリーミング配信中