東京を中心に活動している4人組バンド、goodblue'。
メンバーはVo.Gt.「アメカズフミ」、Dr.「キラーしゅん」、Gt.「松原睦」、そして2019年7月に加入したばかりのBa.「ゆきの」という4名だ。
2018年7月に前進バンドを経てgoodblue'をスタート。しかし2019年3月に前任ベースが脱退。同年7月、新ベースとして「ゆきの」を迎え、現体制に。12月にはバンド初となる自主企画を開催し、成功に収めた。
音楽的な特徴はギターロックを基軸とした、グッドメロディー感にある。歪んだギターが全体の空間を埋めるような楽曲であっても、音の隙間が多い抜け感のあるインディーロック調の楽曲であっても、基本的にメロディーはごく日本的で、気持ちが良い。ついつい歌いたくなる口馴染みの良いメロディーだ。メロディーの良い楽曲はどんな音楽のスタイルが主流になっても評価され続けるものだが、彼らの音楽にもそんな息の長さが感じられる。
そんなポップなメロディーに乗せて歌われる歌詞は、時にハッとさせるようなメッセージ性を孕む。そのバランス感も間違いなく彼らの魅力の一つだ。
2020年2月18日までヴィレッジヴァンガードルミネエスト新宿店にてコーナー展開、3月16日には名古屋での遠征ライブを行うなど、だんだんと各地で注目度を増している彼らは、今チェックしておくべき存在だ。
・goodblue' -「京王線」
メンバー4人中3人が京王線沿いに住んでいるという彼ら。そんな縁のある京王線をそのままタイトルに持ってきた楽曲。応援ソングとして誰かの日常に寄り添えるよう作ったというこの曲は、まさに誰かの毎日を支えてくれる世界観となっている。
「すれ違ってく人はなんだか放っとけって顔をしてるけど田舎暮らしが長いからなんかツライなぁ…」「疲れてもグッと食いしばって この町でちゃんと生きていく きっとまた会おうぜ負けないでな」といった歌詞は実にリアルで、上京組や、のどかな町から都心に引っ越してきたという人には特に支えとなるだろう。
サウンドはインディー感の強さが特徴的。それぞれの楽器が音を鳴らしすぎず、適度な抜け感を演出している。そのなんとも言えない抜け感も、京王線らしい雰囲気だといえるだろう。
もちろん抜け感がそのままずっと続くわけではなく、サビではぐっと音圧が増し盛り上がっていく。このあたりは京王線でいうところの新宿あたりに近づいてきた雰囲気。一曲を通して京王線に乗っているような感覚にもなれる楽曲だ。
ライブはただ曲を披露する場ではなく、しっかりとお客さんの目を見て、相互コミュニケーションをとるような場にしていきたいという彼ら。そんなライブならば参戦価値は高いだろう。機会を逃さないよう、TwitterやHPなどでしっかりと情報を追いかけていこう。
【HP】 https://goodblue.net
【Twitter】 https://twitter.com/goodblue9
【リリース情報】
■EPコンセプト
人は皆、生活の中で様々な社会に属している。家族、友人、学校、職場、満員電車、良く行くお店、そういった社会の中で、今日も必死に、ひたむきに生きているあなたへ伝えたい音楽。
■商品情報
goodblue' 2nd EP "社会人応援EP"
01.ワンダーイヤーズ
02.京王線
03.START!! (全3曲収録)
¥1,000- (税別) GB-0002
【ライブ情報】
2020/2/18(火)@新宿ロフト
→ヴィレッジヴァンガードルミネエスト新宿店にて1/9〜2/18期間限定でイベントコーナー展開
2020/2/21(金)@渋谷CLUB CRAWL
2020/3/16(月)@名古屋CLUB UPSET