南アフリカ発祥のハウスミュージックGqom(ゴム)。ロンドンにはGQOM OH!というレーベルもあるなど、世界中で注目されているジャンルの音楽だ。xiangyu(シャンユー)は、そんなGqomをベースとしたトライバルなサウンドに特徴があるアーティスト。
1月24日から2月11日までは渋谷パルコで開催されるZUCCa(ズッカ)による企画展『COLOR NEW PERIOD』にも参加するという。いろいろなクリエイターが展示する中に混じっているというから、シングル同様そちらにも注目だ。
・xiangyu - ひじのビリビリ
「ひじのビリビリ」と、間違いなく日本語の詩を乗せているのに、その部分はアフリカの言語のように聞こえる。「ひじのビリビリ」以外のことをラップ調に乗せているパートにおいても、それは同様。それだけサウンドのもつ力が強いのだということが感じられる曲だ。
・xiangyu - プーパッポンカリー
ビート感の強さが特徴的な、xiangyuの初めてのデジタルシングル「プーパッポンカリー」。歌詞の中にも登場する、プーパッポンカリーはタイの料理だ。しかしサウンド全体に漂っているのはアフリカンなムード。そしてそんなサウンドの中で繰り広げられているのは日本語での歌唱だ。さらに後半に入ってくるオリエンタルな雰囲気の音が鳴らすメロディーはどことなくインド的。いろいろな国の文化がごちゃ混ぜになっているスクランブル感が魅力的な楽曲だといえるだろう。
・xiangyu - Go Mistake
バックアップをしているのは水曜日のカンパネラチームだが、マネジメントに聞いたところ、これまでのロジックとは別のアイディアでやっていきたいという。その裏には「アーティスト本人の言動や活動の延長線上のプロダクションでないとファンになってもらうのは難しいと思っている」という思いがある。
【Twitter】https://twitter.com/xiangyu_fish?s=20
【リリース情報】
2020/01/24(金)