1985年3月18日生まれの横浜出身。

悪魔の捨て子の異名を持つ、全身網タイツの地獄シャンソン歌手、蜂鳥あみ太=4号(はちどりあみたよんごう)。
2009年1月23日に渋谷・青い部屋でデビュー。特技は大声と裸。


ライブハウスへの出演の他、フェティッシュな装いにキャバレーソングを引っ提げて喫茶店やギャラリー・SMサロン等のパーティーでも活動中。

「シャンソンは三分間のドラマ。その内訳は1分間の殴り合いと1分間のセックス、残りの1分間は爆破シーン」をモットーに今日も地獄に潜伏中。

2017年12月には岩下の新生姜ミュージアムにて蜂鳥あみ太オールスターズバンドを引き連れての『あみ太フェス』を開催。


自身の写真を使用した公式グッズにも定評があり、ファッション雑誌KERA掲載の他、東急ハンズに出店した際には本人もハウスマヌカンとして店頭に立ちつつ店内生演奏もこなし、売上記録を残す。


好きな食べ物はカントリーマアム(バニラ味限定)。日本養殖新聞公認・第52代目うなLady。




・ホルガローテン Hårgalåten (Horgalaten) - 蜂鳥あみ太=4号とショルヘーノ Amita Hachidori & Scholl



スウェーデンの古い民謡で、映画『ミッドサマー』のルーツとなったという楽曲。青梅市にある武州青梅金刀比羅神社と、パプアニューギニア・コーヒー専門店ニウギニで撮影された映像の、純和風のホラー感と異界が絡み合うような混沌とした雰囲気がクセになる。


「もともと宗教観がある曲に、日本の宗教も取り入れたカオス具合を楽しんでいただきたい」と話すように、サウンド的にも和風なムードとスウェーデンの古い民謡の雰囲気がいい塩梅で絡み合い、他にどこにもない独自の音楽に仕上がっている。美しさもありながら、ほの暗い怖さを感じられるという点は、まさに映画『ミッドサマー』の世界観を彷彿とさせる。



・オピウム Opium 阿片のワルツ - 蜂鳥あみ太=4号とショルヘーノ Amita Hachidori & Scholl



高円寺のカフェ『シュワルツ カッツ』で撮影された雰囲気たっぷりの映像にも惹きつけられる作品『オピウム Opium 阿片のワルツ』。

同曲は、ポーランドの1930年代の曲。ユダヤ人が迫害を受けていたその時代に、ポーランドのゲットーの劇場で演奏されていた、白塗りをして歌う退廃的な音楽とのことだ。


タイトルにもある“オピウム”とはアヘンの意味。

歌詞にも≪貴方の言葉が阿片のように私を酔わせてうつらうつら虚ろ≫というフレーズが登場するなど、深い暗さが感じられるのが、この楽曲の特徴だろう。
それでもどこかほんのわずかの光を持って響くのは、その歌声や音や映像が芸術的で、たとえば映画を見ているような感覚で聴けるから。

そんな同作の裏話としてあみ太は、「タバコが吸えないのにこの映像のためにシーシャ(水タバコ)をむりやり吸い、寿命が縮んだ」と語ってくれた。


・長い道を(ロシア民謡ДОРОГОЙ ДЛИННОЮ、悲しき天使Those Were the Days) - 蜂鳥あみ太=4号+pf大和田千弘



ロシアのヒットナンバーで、自身でも一番の代表曲となっているという楽曲『長い道を』。


この映像はYouTubeでも一番観られている映像で、「これをきっかけにライブに来てくれる人も多い」という。「ライブミュージシャンなので、ぜひライブ感を感じ取ってもらいたい」と話す1本だ。


その言葉通り、この映像からは彼がライブミュージシャンであることがよく分かる。冒頭のMCはとてもしっとりとした雰囲気で、柔らかくしゃべっているが、ピアノフォルテが奏でられ、その上に歌声を乗せると一瞬で世界が変わる。迫力のある歌声に、一気に物語の中に没入させられるのだ。


一瞬で空気感を変えることが出来るというのは、ライブミュージシャンの一つの特徴だろう。

その歌声を生で体感してみたくなる映像であることは間違いない。



独自の世界観を持つ稀有なミュージシャン、蜂鳥あみ太=4号。


その音楽は、もっとたくさんの人に届いて欲しいと思ってしまうくらいに魅力的だ。

きっと聴けば誰もがそう思うのではないだろうか。


一見とっつきにくく見えるかもしれないが、まずは是非一度触れてみてもらいたい存在だ。


【ライブ情報】


全国各地を飛び回っておりますのでスケジュールをチェックしてね!

http://amita004.web.fc2.com/


貴方の町にもきっと来襲!