千葉県出身のシンガーソングライター・ギタリスト、山崎裕也。

バンド「MOTOR HOTEL」のGt.Vo.としてもZaki名義で活動中だが、ソロでの名義は山崎裕也/Yuya Yamazakiとなっている。
母親の影響でギターにのめり込み、専門学校へ進学。卒業後はギタリストとして活動していたが、自身でオリジナル楽曲を制作したことがきっかけでソロでのシンガーソングライターとしての活動もスタート。その後バンドに誘われたことによってバンド活動も開始。ソロ活動とバンド活動では、ソロ活動の方が先にスタートを切っていた。
「より自分の色が出ている」というソロ活動では、2019年12月に1st EP「When I Think About」をデジタルリリース。もともとは人の背中を押すような楽曲を多く作っていたが、このEPでは「自分を知ってほしいという思いで、自分の中のことを出すようにした」という。それは自身にとって初めての挑戦だった。
そんな変化もありつつ、2020年はソロ活動も活発に行っていくというので、期待が高まっている。




・山崎 裕也/Yuya Yamazaki – キミガイイノニ 




バンドでの音楽と比べて、よりルーツ色を強く感じるソロ作。この「キミガイイノニ」からも様々なルーツ色が感じられる。独特な跳ね感が漂う全体のサウンドや柔らかくも色気があるアダルトなボーカルからはR&B色が感じられるし、ベースの音からはファンク感が漂う。それでいてギターの音色はジャズ的。様々なルーツを一つに集結し、自身なりに昇華した音楽だといえるだろう。
この楽曲では歌のメロディーも、「MOTOR HOTEL」においての楽曲と比べるとそこまで強調されていないように聞こえる。もちろん耳馴染は良いが、どちらかといえば楽器の一つ、全体のサウンドをより表現したいものにする中で奏でられている音の一つのように感じられる。
そんなボーカルメロディーの入れ方や、ルーツ色が色濃く漂う全体のサウンド感によって、洋楽を聞いているような気分になる一曲だ。



ソロ作にはほかにカントリーの要素を強く感じる楽曲があったり、HIPHOP的なビート感を感じる楽曲があったりと、すごくバラエティに富んでいる。こうしたルーツを感じる楽曲に日本語の歌詞をのせたり、日本的なメロディーをのせようとするとチープになってしまうことが多々あるが、山崎裕也のそれは決してチープではなく、しっかりとはまっている。 

シンガーソングライターでもあり、同時にギタリストでもあるという点がそんな独自の音楽性に繋がっているということもあるだろう。
オリジナリティある男性シンガーソングライターを探していた人はもちろん、ルーツミュージックが好きな人にもはまるであろうミュージシャンだ。




【Twitter】https://twitter.com/zkym345?s=20


【Instagram】https://www.instagram.com/yuya_instgrm/



【ライブ情報】 

2020/03/26(木)

リコチケPresent's "Killing Time"

場所 : Zher the ZOO YOYOGI

OPEN : 18:30 START : 19:00

TICKET : ADV ¥3,000 DOOR ¥3,500

https://reco-ti.jp/l?dn=96011



【リリース情報】 



◆When I Think About - EP
2019/12/25 デジタルリリース


1.Lately 

2.Mojito
3.キミガイイノニ
4.Do You Know Me?
5.ここにいたこと


各配信サイト、ストリーミングアプリで配信中。