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上野大樹 抜け感ある歌声で描くノスタルジックな心の機微

上野大樹 抜け感ある歌声で描くノスタルジックな心の機微

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は上野大樹の登場です。


山口県出身のシンガーソングライター、上野大樹。

小さい頃はサッカー少年で、ナショナルトレセンに選ばれたこともあったそうだ。

しかし怪我と病気を理由にサッカーを辞め、家に引きこもることも増えていったという。そんなときに出会ったのが音楽だった。

高校3年生の時に初めて人前で歌唱。初めてのライブはオーディションライブで、グランプリを獲得。歌った4曲はすべてオリジナル曲だった。翌年には上京し、本格的な音楽活動をスタート。

以降「RO69JACK COUNTDOWN JAPAN 入賞」「New Acoustic Camp 出演」「『Eggs start up!』選出アーティストに選ばれる」など着実に結果を残し徐々に注目度を高めている。 

音楽的な特徴はどこか抜け感のある歌声にある。鼻から抜けていくような力がこもりすぎていないように聞こえる歌声の持ち主なので、サウンドにいい塩梅のノスタルジーが宿る。それゆえに力強いロックサウンドでも、ポップな楽曲であっても、どちらも味のある雰囲気で聞こえてくる。どんなサウンドでも自分らしく響かせることが出来るアーティストだといえるだろう。 

2019年は今までできなかったことが出来るようになった1年だったという。そんな中、再スタートの気持ちで作った楽曲が「青」だ。




・上野大樹 – 青 


「赤ちゃんの死」という極めて重たいテーマを歌った楽曲。しかしそんな重たいテーマをそのまま重たく響かせるのではなく、持ち前の抜け感のある歌声や、美しさすら感じる綺麗なメロディーによって、それも感じさせない仕上がりになっている。 

また歌詞のリアルさである。前向きすぎる歌詞だと逆にテーマに対して軽くなりすぎてしまい、受け入れづらいものになってしまっただろうが、この楽曲の歌詞は≪忘れたくないからいつまでもずっと泣くんだ≫≪心も体も見当たらないけど私の中で歌っている≫と悲しみを抱きながらも生きていこうとする人の、リアルな姿勢を描いている。だから適度な前向きさに収まり、軽すぎず重すぎない世界観となっている。

大切な人を失った経験がある人には、極めてリアルに聞こえ、思わず涙が流れてしまうだろう。自身にとっても、すごく思い入れが強い楽曲だというから必聴だ。




・上野大樹 – 水際 



跳ねるようなポップなメロディーでありながら、アップテンポではなくミドルテンポ。だからどことなく良い意味でのひねくれ感を感じる楽曲だ。そしてそのひねくれ感や宅録が醸し出す雰囲気、さらには≪間違えた過去にバツをつける/バツが溜まりたまって泣きたくなる≫≪難しいことから逃げたくなる≫≪ささやかなことが幸せだな≫と、歌う歌詞の日常の中の哀愁と幸せが同居する気配によって実にノスタルジックなムードが漂っている。 

歌声にもいつにもまして優しさや温かさが感じられ、それもまたノスタルジックなムードを高めているといえるだろう。

どんな人のサウンドトラックにもなりえる、誰かの日常にそっと寄り添ってくれるような楽曲だ。



今後はアコースティック編成だけではなく、バンド編成でも自分の表現を届けていきたいという上野。バンドサウンドにもアコースティックサウンドにもはまる歌声の持ち主なので、表現の仕方が広がっていけばいくほど、聴く人には新しい発見が得られるだろう。これからの活動に期待が高まる一人だ。 

また3月21日には3曲入りシングル『夕べの光』のリリースが控えており、こちらも合わせてチェックして欲しい。




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【ライブ情報】

2019/4/4 (sat) 

東京 下北沢 風知空知

『峠 ~東京編~』

Op/St 17:00/18:00

Ticket ¥2500(+1D)


2019/4/11 (sat) 

大阪 心斎橋 歌う魚

『峠~大阪編』

Op/St 12:30/13:00

Ticket ¥2,500(+1D)


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