動画投稿や配信で幅広く活躍するバーチャルシンガー、未宵エレナ（まよい えれな）。

2019年頃から活動をスタートした未宵エレナは、普段はIRIAMという配信アプリで主に活動。

それと並行して、YouTubeで歌ってみた動画の投稿や歌枠配信、雑談やゲーム配信などを行い、Vtuberとしても実績を重ねてきた。

IRIAMの配信は基本的に毎日行っており、リスナーの声も取り入れてその場で話す話題を決めたりと、ファンとの距離の近い活動が魅力のポイント。

アットホームな配信は人気を集めており、「なんとなく」から始まった配信活動が今は多くの支持を得ているという。

また、好きなものは「歌とスライム」と自己紹介を掲げ、自身のキャッチコピーを「真夜中に歌う眠り姫」としていたりと、歌の活動にも力を入れている彼女。

今後ますますの活躍が期待される存在だ。

2021年11月に公開されたオリジナル曲「Ele night」。

その公開前日に投稿されたティザー映像では、ポエトリーリーディング調の語りが聴き手の心にダイレクトに呼びかけ、メッセージを届けている。

楽曲の世界観を演出するとともに、受け取り手の高揚感・ワクワク感を高めるような映像に仕上がっているのが見どころだ。

ティザー映像の翌日、自身の活動で3回目の誕生日に公開された初のオリジナル曲「Ele night」は、ティザー映像の空気感とも繋がる、ファンタジックでどこか浮遊感の漂うナンバー。

聴き手を穏やかなまどろみに誘う子守歌のような楽曲に仕上がっていて、「未宵エレナ」の名前や「真夜中に歌う眠り姫」というテーマともマッチし、彼女の活動の名刺代わりのテーマソングとなっている。

シンプルなサウンドとメロディ、ゆったりしたテンポだからこそ、レコーディングでは誤魔化しが効かなかったと語っている彼女。

息遣いの1つまで意識をし、リズム感や雰囲気を構成していったそうだ。

奥行きのある世界観を持ったミディアムナンバーとして聴いてほしい。

人気ボカロP・ツミキの人気曲「フォニイ」の歌ってみたカバーでは、テクニカルで幾何学的な原曲の持つ雰囲気やテンポ感を巧みに歌い上げている。

いい意味で人間離れしたメロディ展開に個性や感情を込め、リスナーからも高評価を集めたというこの動画。

未宵エレナの歌ってみた動画は、まずはこの作品から見てほしい。

今年の目標はYoutubeチャンネル登録者数1000人突破だそうで、8月には活動3周年を控えている。

これからますます活動の勢いを高め、注目度を増していく彼女から目が離せない。