1974年生まれのシンガーソングライター、井上ヤスオバーガー。 

18歳から音楽活動を始め、もともとはバンドで活動してきたという井上。一人になってからも精力的にライブ活動を行い、いつしかライブばかりで生活できるように。お客さんはずーっと同じ数だというが、今では関西のシンガーソングライターの代表格とまで言われるようになった。
音楽的な特徴は、人間よりも人間臭いといわれる魂の込め方にある。ややハスキーな声をがむしゃらに絞り出すような、全身全霊で歌っている雰囲気がひしひしと伝わる歌声で、偽りのない言葉を届ける。そんな魂の音楽に心を震わされる同業者は多く、ミュージシャンからの評価は高い。2008年から8年間、京都府長岡天満宮にて「長岡京ソングライン」という野外フェスを主催したが、毎回ミュージシャン50組以上が全国から集まった。
2020年11月には、大阪服部緑地野外音楽堂にて野外ワンマンライブも決定。1000人規模の会場でのライブは、「夢を追いかけてがむしゃらに歌って、攻めの生き方をします。」という姿勢の現れ。先輩ミュージシャンであるナカノアツシ氏に背中を押され、心斎橋のライブハウス歌う魚の店長が企画書作りなどを手伝ってくれて決定したというこのライブは、魂が震えるものになることは間違いない。
2019年11月からサカイ引越センターのCM歌唱も担当するなど、井上ヤスオバーガーは今改めて注目度が高まっている存在だ。




・井上ヤスオバーガー / ココロの旗 



刻んでいくギターもドラムのキック音も、まるで心臓の鼓動のように聞こえる。だから楽曲が進んでいくほどにどんどん心が奮い立っていく。「ココロの旗」を簡単に表現するならば、そんな楽曲だ。 

≪ココロに旗を立てて 風を感じるように≫≪ココロに旗を立てて 合図を逃さぬように≫と歌うその歌詞からは、「人は一人一人いろいろな人生を生き、その中ではそれぞれに苦しいことも楽しいこともあったりする。だからこそ一瞬一瞬を大切にしながら生きていこう」というメッセージが感じられる。
MVの費用はクラウドファンディングを通してファンの力で集められた。曲に感銘を受けたアメリカ人映画監督・ベンジャミンパーク氏発案のもと制作されたそんなMVは、自身がこの曲に込めた思いとリンクしているというから、必見だ。




・井上ヤスオバーガー トリオ『KYOTOオクリビンピック2019』 




2019年8月16日に開催された井上ヤスオバーガー×VOXhall共催「KYOTOオクリビンピック2019」でのライブ映像。 

パーカッション、ピアノが、井上の魂の歌声を温かく支え、楽曲により生命を吹き込んでいるように感じられる。
パフォーマンスされている楽曲はアンコールを含めて7曲。1曲目「シンガーソングライター」のように涙腺を刺激される楽曲もあれば、2曲目「ライオン」のように観客全体を巻き込んで盛り上がるような楽曲もあるなど、ライブ全体を通して飽きずに楽しめることが分かる映像だ。
また、ライブであってもそのボーカルのクオリティが音源とそん色ない、むしろそれ以上に響いているとすらいえる点にも注目。熱い魂を届けるその裏には、確かなスキルやセンスがあることが改めて確認できる。



たとえば11月のワンマンライブにしても、8年間続いた京都での野外フェスにしても、「自分が動いたら、周りも動いてくれた。」という井上。誰かが動いたからといって、必ずしもそこに賛同者が集まるとは限らない。自身が動いて賛同者が集まるのは、それだけ動いた人の人間力が高かったからだ。その点井上ヤスオバーガーは、間違いなく人間力の高い人間だといえる。 

ライブでは、そんな彼の人間力をより直接的に体感することが出来るだろう。ワンマンライブは勿論のこと、それまでのライブの機会も、SNSやHPなどで追いかけていこう。




【HP】http://yasuoburger.com/


【Twitter】https://twitter.com/yasuoburger?s=20


【ライブ情報】 

2020年1月4日(土)より井上ヤスオバーガーライブ会場にて先行手売りチケット発売開始!
『井上ヤスオバーガー ワンマンパーク 野音でガオーン!』
2020年11月22日(日)
大阪 服部緑地野外音楽堂(大阪府豊中市服部緑地1-7)
開場13:00/開演15:00
前売3500円/当日4000円+別途1drink代
主催:井上ヤスオバーガー物語実行委員会 / 企画制作:Uroco
お問い合わせメール yasuoburger@gmail.com


参考ページURL:http://yasuoburger.com/archives/3950