聴き手の心に寄り添うような、確かなメッセージ性を持った音楽を届ける社会人シンガーソングライター、satori。
作詞作曲から編曲、さらにはmixまですべての作業を自ら手掛ける制作スタイルもsatoriの注目ポイントのひとつ。ジャンルを問わず様々なタイプの楽曲を作り出せる作風やセンスも合わさって、多彩な音楽世界で聴き手の感情を揺さぶってくれる。
今後のインターネット音楽シーンで、より一層存在感を増していくであろう要注目アーティストだ。
・偶然に集められた僕ら / satori【official MV】
satoriの代表曲と言うべき楽曲が、2021年2月に公開された「偶然に集められた僕ら」。
中学の頃の友達が急に亡くなってしまったことがあって、「誰かが死んでしまっても日々の生活は変わらないんだな」と思ったことをきっかけに書いたというこの曲。だからこそ世界に何かを残していきたい、と考え、自分はそれを曲というかたちで実現しようと思ったそうだ。
satoriの表現テーマや音楽観を象徴する一曲として、まず最初に聴いてほしい。
・ねぇ / satori【official MV】
2021年4月に公開された「ねぇ」は、先に紹介した「偶然に集められた僕ら」とは打って変わって、純粋でストレートな恋愛ソング。
失恋からの「帰ってきてよ」と引きずる想いを等身大の表現で描いた、甘酸っぱく切ない詞世界が印象的で、失恋を経験したことのある誰もが共感できる一曲となっている。
グルーヴィーで色気のあるサウンドも注目ポイント。
編曲を手がけたボカロPのねじ式による、センスあふれるアンサンブルに聴き入ってほしい。
曲を書いたきっかけは「音楽を頑張っている中で、女の人って急に現れる」という思いだという。
ドラマチックでシニカルな世界観に注目だ。
・Hide&Seek
4thデジタルシングル「Hide&Seek」は、サウンドハウスとTuneCore Japanのコラボレーションによる音楽コンテスト「音霊ぐらんぷりHAND in HAND 2020」をきっかけに制作された楽曲。
今後はこうした他のクリエイターとのコラボも増やしていきたいというsatori。さらに進化していく音楽世界に今から期待が高まる。
YouTubeや配信アプリに軸足を置いた積極的な活動で、幅広く支持を集めてきたsatori。配信から応援してくれているリスナーたちに「応援していてよかった」と思ってもらえる活動を作り上げていきたいという。
5月には5th single「コトバヲトリモドセ」をリリースするなど、ますます活動の勢いを高めているsatoriに今後も目が離せない。
5/30 5th single コトバヲトリモドセ リリース