東京都出身のアーティスト、佐伯舞。
小さい頃から踊る事など表現する事が大好きで、元々は川島なお美氏の事務所でタレント活動をしていたという彼女。シリーズ化もされている大人気ドラマ「特命係長只野仁」で松下郁恵役でレギュラー出演。モデルやMC リポーターなどでも活躍。
その後 一度芸能界を離れ美術系の仕事などをしていたが、次第に「音楽で自分が感じた事を伝えてみたい」という思いが強くなり、3年ほど前に音楽活動をスタート。ワンマンライブには150人の集客を果たした。現在はラジオにも力を入れている。
作詞はもともと自分でしていた彼女だが、最近では作曲も始めた。2020年はオリジナル楽曲も増やしていこうと考えている。アレンジなどはバンドメンバーと相談しながら制作していると言う。そんな今後のオリジナル楽曲にも期待が高まる。
ロックや90年代の楽曲のカバーも織り交ぜて行うというライブにも注目だ。
・佐伯舞 – あの微笑みを忘れないで
ZARDの名曲「あの微笑みを忘れないで」のライブカバー映像。
この映像を見てみれば、ZARDの坂井泉水氏の歌声と佐伯の歌声は近いものがあることが分かるだろう。両者ともに比較的に中低音から伸びてくるような歌声が特徴的で、それでいて高音も綺麗に澄んでいる。そしてどちらも少しだけ鼻にかかるようなパートも見られる。そんな近い歌声で歌われているだけに、まったく違和感なく聴くことが出来るカバーだ。
また歌うのが難しいといわれることもZARDの楽曲のカバーであるにも関わらず、音を外すような箇所や聞きづらいような箇所がないというのもポイント。単純に高い技術を持ったシンガーだということも分かる。
・佐伯舞 – CandyGirl
2018年に発売された佐伯舞初めてのオリジナル楽曲「CandyGirl」。
この楽曲を一言でいえば、彼女が敬愛するという90年代から2000年代のポップソングの香りがする楽曲だといえる。「ZARD」や「今井美樹」などが好きだという彼女だけに、そのあたりの音楽の雰囲気と現代的なアレンジをうまく織り交ぜて作られている。王道ともいえるバンドサウンドを、楽曲をポップに色づけるピアノの音が彩るという点もまた90年代から2000年代のポップス的で気持ちが良い。そのあたりの音楽が好きだった人には、間違いなくハマる一曲だ。
そんな雰囲気のサウンドやメロディーに、≪ここにいちゃダメなんだ≫≪大好きなこの町の景色に甘えてる時じゃないんだ≫と、前に進んでいこうと思いつつも進めない誰かの背中を押すような歌詞が乗せられている点にも注目だ。
・韓国の演歌を練習中!
こちらは佐伯舞のYouTubeチャンネルからの1本。タイトル通り、韓国の演歌をカラオケで練習しているという映像だ。
「K-POP」も好きだという彼女だけに、韓国語で歌われているこの曲では違和感のない韓国語での歌唱を披露している。そんな彼女には、韓国人のファンもついているという。
日本の楽曲とはやはり微妙にメロディーに対する歌詞の入れ方や、そもそものメロディー自体も異なっているように聞こえるこの曲。日本の楽曲では間奏が入りそうなところでもメロディーを畳みかけてきたりするのが印象的だ。そんな曲でも問題なく歌いこなしている点から、やはりスキルの高いシンガーだといえるだろう。
「息の長いアーティストになっていきたい」という彼女。ファンにも、「コアなファンになってもらいたい」と語っている。
確かなスキルを持ったシンガーであることは間違いない、これからが楽しみな存在だ。
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【ライブ情報】
佐伯舞springLive
2020/04/24(金)
★ start19時charge 5000yen ドリンク付き
会場:銀座ZERO
【出演情報】
2020/04/08(水)
渋谷クロスFM ゲスト出演
13:00~13:50
【CD情報】
・CD:オリジナル曲Candy Girl
iTunes 全国DAMで配信中