らいとあっぷ所属1期生。
現代の発展についていけないセイレーン、アイリス・ルセン。
“涼し気な声”と称される透明感に溢れる、神秘的とすら言える歌声も一つの特徴。
・Alice in 冷凍庫 / Orangestar ‐covered by アイリス・ルセン 【歌ってみた / Vtuber】
初めて聴いたときに「自分に合いそう」と感じられたという楽曲『Alice in 冷凍庫』。
サウンドはもちろんのこと、タイトルからして、“涼し気な声”と称される透明感抜群の歌声との相性の良さが感じられる。そんな自身の声質を生かした歌唱は、やはり清涼感が高い。残暑の時期に合わせて公開された本作を聴けば、うだるような暑さも忘れて脳内をトリップさせることが出来る。
また同作は、映像を自身で作った初めての作品だという。「今見るともっと作りこみたい部分も多いというが、それはそれでいい思い出」。そんな風に話す映像も、是非合わせて堪能していただきたい。
・撥条少女時計 / Drop・葉月ゆら -covered by アイリス・ルセン【歌ってみた / Vtuber】
ぼかろっぷリレーという、当時らいとあっぷに所属していたメンバー全員で取り組んだボカロ曲歌ってみた動画イベントにて投稿された楽曲『撥条少女時計』の歌ってみた。
「この曲で自身を知ってくれたという人が多い。今までの楽曲にはあまりなかったダークな曲調の楽曲。新たな一面も見せられたように感じる」という同作では、まさにそのダークな魅力が光る。
透明感に溢れる美しい歌声と、ダークな世界観は真逆のように感じられるものだが、一見真逆に見えるものが実は相性抜群というのはよくある話。それはこのカバーでも強く感じられる。
美しい歌声がダークな世界観をより際立たせて、どんどんとその世界観に引きずり込まれていく。そして≪裏切りは許さない≫というパートで、鳥肌が立つのだ。
・生きる / 水野あつ - covered by アイリス・ルセン【歌ってみた / Vtuber】
同じらいとあっぷ所属のライバーから歌ってほしいとリクエストされて取り組んだ楽曲『生きる』の歌ってみた。
「自身も聴いたときに、歌詞の世界観に引き込まれた。その世界観を自分の解釈に乗せて表現して歌った」という同作では、切実な想いののったリアルな歌声が胸に刺さる。
≪ちょっとばかり生きてみようかな でも明日が怖くて引き籠る≫≪でもね まだね もっと生きたい 君が、君が大好きだから≫と歌うその歌声には濁りがなく、心に溶けていくのだ。辛い思いに触れて、そしてそこから少しの光を見せてくれる。
この先の目標については「今後も定期的に歌ってみたを投稿していく。3Dモデルを使用した映像なども投稿していく予定なので、そういった動きにも期待してほしい」と話してくれた彼女。
いずれにしても、この先の活動に期待が持てるVtuberの一人であることは確か。