ウソツキ　グルーヴィーでキャッチーな心地よいサウンドで包み込む3人組

東京を中心に活動中の“決して嘘はつかないバンド”、ウソツキ。

メンバーはGt./Vo.「竹田昌和」、Dr.「林山拓斗」、Ba.「藤井浩太」という3人からなる。

2013年夏に4人編成で活動スタート。翌2014年にはミニアルバム「金星人に恋をした。」をDAIZAWA RECORDS/UK.PROJECTからリリースしデビュー。以降着実にリリースやワンマンライブ、ワンマンツアーなどを重ね、2019年1月より現在の3人組編成に。同年9月には4枚目のアルバム「0時2分」も発売するなど、その後も勢いは止めず精力的に活動中。

曲作りにおいては「メロディーとリズムを大切にしている」という彼ら。「歌ものだけどリズムに乗れるように」工夫を凝らし、ポップで耳馴染良くありながらもグルーヴ感のある気持ちの良いサウンドを鳴らしている。

そんなサウンドの注目度は高く、YouTube上のMV再生回数は楽曲「一生分のラブレター」において390万回を超える。楽曲「名もなき感情」においても330万回以上の再生回数を誇っていることが、たまたま1曲だけ再生回数が多いわけではなく、確かに注目度が高いのだということを証明しているだろう。

今年2020年8月3日には渋谷WWWXにて、毎年恒例でエイプリルフールに行われているワンマンライブの、新型コロナウイルスの影響による延期公演を開催予定。

・ウソツキ - 名もなき感情（MV）

優しい歌声と優しいサウンドで始まりを告げるこの曲だが、すぐにグルーヴ感満載のバンドサウンドが入ってきて、優しいサウンドでありながらもノレる雰囲気になる。Bメロではラップ調ともいえるくらいに言葉を詰め込み、サビからはサウンドが爆発して、浮遊感でいっぱいに。そこまで歪んだ激しいサウンドではないにもかかわらずどこかシューゲイザー的なムードを感じるサウンドで、音の波に一気に包まれる。一曲の中でいろいろな展開やサウンドを楽しめるのがこの曲のポイントだといえるだろう。

また、AメロやBメロでは丁寧な言葉で歌詞が綴られているのに、サビでは「バーン」「グー」「ドカン」と想いを表現する言葉が粗ぶっていくのもポイント。そんな言葉・表現の展開もまた面白い。

・ウソツキ - 一生分のラブレター（MV）