2019年11月に活動開始したVtuber、覇優雅エミ(はゆうがえみ)。


歌や三味線を学ぶため『山葵(わさび)音楽学校』に通学中で、師匠から三味線を学びながら日々活動中。海外の音楽をリスペクトしながら、和のテイストを上手く掛け合わせたシナジー的な要素を表現していきたいという思いがあり、三味線とロックやメタルを融合させた、クロスオーバーな音楽を鳴らす。


2021年7月には、新たな『和』をテーマにしたVTuberとリアルアーティストによるコンピレーションアルバム『ワコンピ』に参加。(http://grater-records.com/wacompi_main/


さらに同年11月6日、京都・萬福寺で開催された『ワコンピXRツアー京都・萬福寺』で公開された、ARミュージックビデオのVRバージョンにも参加。また京都・萬福寺でのセレモニーライブxARMVでは司会を務めた。(https://grater-records.com/wacompi_xr/


2021年12月には覇優雅エミとして、所属している山葵音楽学校としても念願だったリアルライブが実現。バーチャルシンガー×リアルダンサーによる歌とダンスのエンターテイメント『Wasabizm特別企画「山葵音楽学校リアルライブ」in YESシアター』に出演している。(https://youtu.be/547HVfZ_iKU




・【オリジナルMV】ISOWARAIRANI (Full Ver.) / 覇優雅エミ【アイソワライラナイ (フルバージョン)】



2021年1月に公開となった、作品『ISOWARAIRANI (Full Ver.)』。


冒頭、三味線の音が意識を切り開くように鋭利に鳴り響き、一瞬で聴く者をその音の中へと誘う。すると次の瞬間、ヘビーでパワフルなサウンドとカオス感のあるセリフパートに覆われる。かと思えばダンサブルな電子音が鳴り響くのだ。この冒頭だけでも、圧倒的な新ジャンル感、ニュータイプクロスオーバーミュージック感が伝わってくるだろう。キャッチーなメロディーも特徴的で、きっと国内国外・老若男女を問わず、様々な人に刺さりうる1曲だ。


MVの質の高さもポイントで、和とデジタルという相反する要素をうまく掛け合わせて、楽曲の世界観を完璧に可視化している。耳でも目でも楽しめる作品だといえるだろう。



・【オリジナルMV・改良版】時の水面 - Demon in Blood -【覇優雅エミ】



2021年7月にリリースされた『ワコンピ』にフルバージョンが収録されている楽曲『時の水面 - Demon in Blood -』。そんな同曲は曰く、「改めて今聴いてもらいたい大切な楽曲」。こちらはそのハーフバージョンだ。


和の空気が強く香るメロディーラインで幕を開けたかと思えば、ハードコアな雰囲気が満載の重たく荒々しいバンドサウンドの上で英詞を歌う。そしてまた和の色が強いメロディーラインに帰ってくるという、その展開はまさに唯一無二だ。彼女ならではの世界観・彼女ならではの音楽というものを強く感じることが出来る1曲。


重たく荒々しいサウンドや、三味線や和風のメロディーラインと、やや幼さを覚える歌声とのギャップというのもまた魅力的。


・【オリジナルMV・remix】 -ISOWARAIRANI- DJ remix Ver.



三味線を取り入れた音楽ジャンルながら、

リスナーは日本のみだけではなく、海外からの反応も多い彼女。


この『ISOWARAIRANI』のリミックスバージョンを聴けば、その理由も分かるのではないだろうか。先の『ISOWARAIRANI』と同じ曲とは思えないほどに表情を変化させ、よりハードなデジタルミュージック感を強め、ノリがディープになっているといえる。


テンポがすごく早まっているとか、そういうわけではなく、どっぷりとノることが出来るノリが、心地よい。


そして彼女の歌声が、そのディープなノリのダンスミュージックとも相性が良いというのもポイントだ。様々なサウンド感と相性の良い歌声の持ち主というのも、彼女の個性であり、クロスオーバーな音楽を聴かせることができる理由の一つだといえるだろう。




今後の大きな目標として「アニメや特撮などの主題歌を歌いたい」という思いがある彼女。 昨年からはバーチャル配信アプリ『REALITY』でも配信活動をしており、フォロワーも 1 万人を突破。REALITY 公式のラジオ番組にも出演するなど、様々な活動に力を入れている。 


また、「まずは YouTube でのチャンネル登録者数、REALITY の登録者数を増やすために 様々な活動を行なっていく。歌ってみた動画の投稿や、ここ最近ではゲーム配信も始めている。あと、外部のリアルイベントへの出演や、山葵音楽学校でのライブ出演を経て、よりラ イブをしたい気持ちが強くなった。人の前で歌いたい」とも話してくれた。 


いずれにしても、この先の活動から目が離せないということは間違いない。 

是非、追いかけていっていただきたい存在だ。