約4,000人の応募者が集まったボーカル発掘オーディションにてグランプリを獲得した両名、「千田耀太」「菅野陽太」からなるツインボーカルユニット、D.Y.T。
繊細な愛に溢れたラブソングにも、パワフルでダンサブルなR&B楽曲にもばっちりハマる歌声を持つユニットで、美しいハーモニーや抜群のリズム感を放つ歌唱に定評がある。
主に日本のポップスをルーツに持つ菅野、元々プロのダンサーとして活動しており、海外のヒップホップやR&Bをルーツに持つ千田と、お互いに異なるバックグラウンドを持つ二人。そんな異なるルーツが抜群の塩梅で混ざり合い、POPSとR&Bを融合したD.Y.Tのサウンドへと昇華されている。
これまでに5枚のシングルと1枚のミニアルバムをリリース。この2020年4月にリリースされたばかりの5枚目のシングル「I WILL」は、リリース日に公開されたMVが一か月程度でYouTube再生回数25万回以上を達成。どんどん注目度が高まっていることが証明されているユニットだ。
・D.Y.T「I WILL」MusicVideo
2020年4月21日にリリースされた5枚目のシングル「I WILL」の表題曲。
楽曲のテーマになっているのは“永遠の愛”。≪運命がすれ違っていたら…そんなことを思うとたまに怖くなるんだ≫≪君は僕のすべてだから≫というほどに愛している人に向けて、≪この先、何十年Stay with me forever≫≪何度も恋をしよう≫≪I will hold you all my life≫と、文字通りの永遠の愛を誓っている。
そんな楽曲のテーマに沿うようにメロディーやサウンド、そして歌声も愛に溢れていて、聴いていて温かい気持ちになれる1曲だ。
実話に基づいて制作されたという、切なくも愛しさでいっぱいのMVも必見。メンバーの想いが込められた作品となっている。
・D.Y.T「キライになれたらいいのに」MusicVideo
2019年12月にリリースされた4枚目のシングルの表題曲。
「叶わない恋」を作品のテーマに置き、≪叶うことのない愛をいつまで抱えてゆくの?≫≪キライになれたらいいのに/笑顔・仕草・声・すべて≫と切なく苦しい恋を歌っている。歌声にもそんな切なさや苦しさは満ちていて、サビの≪ねぇ君はずるいよ≫というフレーズの歌声には特に感情が溢れているといえるだろう。
この楽曲においてもMVはこだわりをもって制作されていて、「過去の経験をもとにしており、ストーリー性のあるものになっている」という。やはりこちらもMVを含めて堪能したい。
・D.Y.T「FALLIN'」MusicVideo
2018年9月に発売された2枚目のシングルの表題曲となっているこの曲は、「切ない印象を与えるトラックになっており、気になるけど声をかけられない、もどかしい想いが込められている」という1曲。
HIPHOPやR&Bの色が強いサウンドで、メロディックでポップス色が強めの先の2曲と比べてまた違った魅力を楽しむことが出来る。そうはいってもサビはぐっとメロディックになっているなど、うまくポップスの要素を取り入れているので歌物が好きな人にもはまる要素は十分。
サウンドの雰囲気や歌詞の世界観は夏にぴったりなので、夏の恋のBGMとしておすすめしたい。
この2020年の活動については「今年は制作に力を入れ、作曲にも積極的に挑戦していきたい。そして待ってくださるファンの皆様にできるだけ早くライブで自分たちの音楽を届けたいです」というコメントをもらっている。
ポップにもR&Bサイドにも振り切れる上に、それぞれ良質なボーカルを聴かせる二人組。そんな二人の新しい楽曲やライブを心待ちにしない手はないだろう。
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