大阪発のスリーピースバンド、バウンダリー。
メンバーは、Gt./Vo.「中道ゆき」、Dr./Cho.「さくら」、Ba./Cho.「アオキ」という3名からなる。
スリーピースバンドということを忘れさせるほどに肉厚で強気なバンドサウンドを鳴らし、
誰かの心を勇気づけてくれるようなポジティブな歌を届ける3人組。
元来性格はネガティブな方だというが、そんなネガティブさを逆の方向に活かし、ポジティブな楽曲を届けている。
2013年に結成され、2015年12月から現在の編成で活動中。
2018年1月には全国流通盤1stミニアルバム「now」をリリース。
さらに2019年には2ndミニアルバム「future」を発売。
それら2枚のミニアルバムはこの2020年5月よりサブスク解禁もされ、今改めて注目度が高まっている。
最近では自分たちの楽曲について「どう聞いてもらえるのかというのを意識するようになった」という彼女たち。「常に進化していきたい」というその言葉通り、意識も含めて常にアップデートしながら、自分たちの音楽を鳴らし続けていく。
・バウンダリー「ラブソング」Music Video
サウンドはまっすぐでエネルギッシュなサウンド。それを疾走感溢れるテンポで鳴らす、煌めくムードの1曲だ。
青春感の詰まった歌詞の世界観や、メロディックなギターフレーズなど、どこをとってもキラキラしていてまぶしい。
現在青春まっしぐらの人が聴けばストレートにその世界観に共感でき、大人が聴けば一瞬で青春時代に逆戻りするだろう。
MVにもそんなキラキラしたムードは溢れており、一つの青春音楽ドラマや映画を見ているような後味がある。もちろん音源だけでも十分に煌めいているが、MVもあわせて楽しむことをおすすめしたい1曲だ。
・バウンダリー「真っ直ぐ」Music Video
パンクバンドを彷彿とさせるようなワイルドなバンドサウンドを響かせる1曲。
かといってBPMは決して早くなく、まったりとしたテンポで鳴らす。
そんなサウンドのなんとも言えない違和感が楽曲全体にエモーショナルな雰囲気を生み出し、心までまさに“真っ直ぐ”響く音となっているのが印象的。
力強いバンドサウンドが表しているように、歌詞の世界観も力強い。
≪違う速さで駆け抜けていくのを横目で見ながら/私はどこ行くの≫≪同じ速さで走ろうとするけど/こけそうになりながら私はここにいる≫≪真っ直ぐ進もう≫と、折れそうな誰かの心と共鳴するような内容になっている。
・バウンダリー「さよなら」Music Video
圧倒的な疾走感でかき鳴らすパートと、行間を感じる味のあるサウンドで歌をしっかりと聴かせるパートの緩急が気持ち良い楽曲「さよなら」。
「メンバーそれぞれ音楽のルーツはとても幅広い」という彼女たちの良い部分が詰まっているといえるだろう。
歌われているのは≪さよならしたつもりが 寝て起きて次の日には 弱い自分に勝つことが出来ない 元通り全部戻る≫と、
夢に向かって頑張っている多くの人が共感できるであろう内容。
力強いサウンドやそんな共感できつつも前を向かせてくれる歌詞、そして何よりコーラスワーク含めて圧倒的に明るい歌声で、心を奮い立たせてくれる1曲だ。
「やりたいことを楽しくやりつつ、どんどんライブをカッコよくしていきたい」という彼女たち。
彼女たちのサウンドや歌声は、間違いなくライブ映えするものだ。ライブでその音や歌声に触れれば、きっとますます虜になることだろう。
https://boundary.futureartist.net/
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