SKYCOLOR Project所属。温室育ちのホッキョクグマの女の子、天乃瀬こおり(Kori Amanose)。


配信では歌枠、お絵描き配信、飲酒雑談配信を中心に発信中。「皆と楽しく話すのが大好きで、実家のような安心感を与えることができます!」と、自らを紹介する。


可愛らしい質感の歌声も特徴的で、その可愛らしさを全面的に表した歌声から、可愛らしさの中に苦しさを覚えるような歌声まで、“可愛い”の中でも様々な感情表現が出来るというのもポイント。




・1・2・3/covered by天乃瀬こおり



「今まで元気で明るい曲をだしたことがなく、私にとっては挑戦した曲です」と話す作品『1・2・3』のカバー動画。


「最近の曲で一番力を入れた曲。≪君に決めた≫という歌詞に惹かれて歌いたいなと思ったので、オケから制作するなど気合を入れました」という言葉通り、可愛らしさを全面的に出した華やかな歌声とテンションのアガるサウンドとの相性の良さ、そしてキラキラした雰囲気の映像など、どこをとっても質の高さが感じられる。


聴いていて気分が上がることは間違いないだろう。今から気合を入れて何かに取り組みたいと思った時、どうしてもやる気が出ない時、きっとこの作品はやる気スイッチになってくれるはず。



・ねむるまち/covered by天乃瀬こおり



「今まで出した曲で一番再生数が伸びていて思い入れのある曲です」と話すのは『ねむるまち』のカバー動画。


夜の部屋でじっと聴きたくなるような、あるいはべランダで外の明かりをぼんやりと眺めながら聴きたくなるようなメロウなサウンドと、一人の夜にそっと共鳴する歌詞の世界観が印象的な同曲。それを彼女は持ち前の可愛らしい歌声で届ける。


yamaのクールな歌声で描かれる原曲とはガラッと雰囲気が変わり、甘いのにどこか痛みを感じる、何とも言えないエモーショナルなムードを感じる1作となっている。是非オリジナルと聴き比べて、両方とも味わっていただきたい作品だ。


・バッドエンドの映画は嫌いなんだ/covered by天乃瀬こおり



2021年11月12日、初めての誕生日記念に出した作品『バッドエンドの映画は嫌いなんだ』のカバー。


「制作して完成するまでの流れがとても綺麗だったと思う。動画の中でのイラストも何枚かママに描いてもらった」と話す同曲は、その言葉とリンクするかのように、映像、イラスト、そしてもちろん楽曲のサウンドなど、その全てが美しく感じられる。


歌声は、持ち前の可愛らしさが少し抑え目になり、透明感が全開。そしてその透明感の中に、意志の強さを感じる。


そんな歌声で≪だからもう一度僕と一緒に旅をしてくれないか? 君たちと同じさ いや 同じだといいな バッドエンドの映画は そう 嫌いなんだ≫という歌詞を届けるから、強烈な吸引力を持ち、一緒に走りたくなる。


美しくて力強くて、胸が熱くなる1作だ。




「最終的にはサークルのみんなで3D化してライブができたらいいなと思っている。サークルとしてのイベントや配信も組んでいきたいと思っているので楽しみにしてほしい」と、この先の活動の展望について話す彼女。


さらに大きな目標として、「長く活動を続けていければいいな」と思っているとも明かしてくれた。


そんな天乃瀬こおりは、歌だけではなく、配信の空気感も居心地が良く魅力的なので、是非一度覗いてみていただきたい。