激情の中に美麗な世界観を作り上げ、一体感のあるサウンドとパフォーマンスでそれを表現するヴィジュアル系ロックバンド、XANVALA(ザンバラ)。 

「ざんばら髪」に由来するバンド名を持ち、コンセプトとして「乱れる事は美しい」というキーワードを掲げる彼らは、2020年1月にワンマンライブ「WARNING COLOURATION -警告色と下極上-」をもって始動。それぞれの楽曲の中にあるストーリーとそれを鮮やかに伝えるテクニックによって、ただ激しいだけではない多彩な世界を見せてきた。

メンバーはVo.巽、Gt.Yuhma、Gt.宗馬、Ba.70.、Dr.知哉の5人。楽器隊の4人全員が楽曲クリエイターという特徴を活かして幅広い表現をくり広げ、それをVo.巽がエモーショナルな歌声で体現することで、活動1年目ながら既に確固たる個性を築き上げている。

今後のV系ロックシーンにおいて要注目のニューカマーだ。




・鮮やかな猛毒 / XANVALA 




ライブ始動前にMVが公開され、以降XANVALAの代表曲として注目を集めているのがこの「鮮やかな猛毒」。鋭く研ぎ澄まされた硬質なサウンドと自在に跳び回るミクスチャーロック的なビート、そしてVo.巽のメロディアスなボーカルが一体になって、彼らの音楽性を見せつけてくれる。 

アグレッシブな音像でありながらメロディやギターフレーズではキャッチーに見せる一面もあり、聴き手を強く惹きこむ求心力・説得力も持ちあわせている。ライブでも名刺代わりの一曲として定着しているそうで、XANVALAというバンドを知る上でまず聴いてほしいナンバーだ。




・CREEPER / XANVALA


 


始動から2か月、2020年3月に会場限定シングルとしてリリースされた「CREEPER」は、より攻撃的に、よりショッキングに磨かれたアンサンブルで聴き手にインパクトを叩きこむ一曲だ。 

駆け抜けるような疾走感とダークなコードワークが合わさったサウンドは、どす黒い感情を吐露する詞世界も合わさって仄暗いストーリーを見せてくれる。デスボイスと艶やかなクリーンボーカルを自在に駆使して魅せる巽のボーカルワークも大きな見どころだ。

また、楽曲のストーリーを印象的に映し出したMVも注目ポイント。それぞれの楽曲の物語は繋がっていて、さらにこれからも繋がりが続いていくという。視覚にもうったえながらその世界観を広げていくXANVALAの音楽世界に刮目しよう。




・文明開花 / XANVALA 




和テイストを取り入れた最新曲「文明開花」は、変わらない想い・決意を抱えて前に突き進んでいく感情を歌うナンバーだ。 

XANVALAの持ち味であるソリッドなロックサウンドとどこか懐かしさを感じさせるメロディワークの融合が、心地よさと高揚感を両立させて感じさせてくれる。

聴き手を貫くキラーチューンとして、そして力強く鮮やかな詞世界で魅せるメッセージソングとして聴いてみてほしい。



始動からおよそ半年、既にロックバンドとしての世界観を確立して大きな注目を集めているXANVALA。さらに表現を研ぎ澄ませ、進化させていく彼らが、この先どんな景色を見せてくれるのかますます期待が高まる。 

新型コロナウイルスの影響でバンドシーン全体が困難な状況にある中でも、配信などオンラインでの活動にも力を入れていきたいという彼ら。また、ワンマンツアーをはじめ新たなライブ予定もアナウンスされているので要チェックだ。

ヴィジュアル系ロックシーンの新時代を築くXANVALAに、今後も注目してほしい。




【公式HP】

http://www.xanvala.com/


【Twitter】

https://twitter.com/XANVALA


【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UCq1DiSYb5VybCRkwcebXJvQ