Easycome　ノスタルジックな雰囲気に身を任せたくなる、レイドバックなポップロック

関西を中心に活動中のバンド、Easycome。

2015年8月、大学のサークル仲間と組んだバンドからメンバーチェンジ、改名を経てEasycomeを結成。メンバーはVo./Gt.「ちーかま」、Dr.「johnny」、Gt.「落合」、Ba.「コダマ」という4人組構成。

Easycomeのサウンドを一言でいえば、レイドバックなポップロック。古き良きポップロックを思わせるようなゆるりとしたサウンドとノスタルジーを覚える綺麗なメロディーが武器だ。また、それに加えてもう一つ、ボーカル「ちーかま」の表現力豊かな歌声も大きな武器だといえる。時に甘く切なく、時に力強く伸びやかに響く歌声は楽曲の持つ色を加速させ、サウンドの雰囲気の良さを何倍にも引き上げている。

構成にもこだわりがあり、「ライブ感を大切にしながら、メンバーがまず一番に楽しんでいる」というそのライブへの評価も高い。

2019 年7月には1stフルアルバム「Easycome」をリリースし、タワレコメンにも選出。リリースに伴い全国5か所で開催された初の対バンツアーでは、東京、名古屋、大阪、徳島にてSOLD OUTを達成。さらに初のワンマンライブでも大阪・東京ともにSOLD OUT。

そしてこの2020年7月15日、3枚目のEP「レイドバック」をリリース。同世代の女性をはじめ、老若男女問わず多くの人を引き付け始めているバンドだ。

・Easycome「crispy crispy」　E.P.『レイドバック』Trailer

まさに“レイドバック”なポップロックというべきサウンドを鳴らしているこちらは3枚目のEP「レイドバック」のトレーラー映像。流れているのは同EP収録曲の「crispy crispy」だ。

60年代や70年代を思わせるフォーキーで穏やかなバンドサウンドに、明るく跳ね感のある優しいメロディー。そしてそのうえで愛らしく踊るボーカルなど、どこをとっても雰囲気が良くておしゃれだ。

歌詞の通り。アメリカの映画のようにお洒落して出かけるときのBGMとして、この上なくピッタリな楽曲だといえるだろう。その時の気分をワンランク上げてくれること間違いなし。

・Easycome 「旅気候」

1stフルアルバム「Easycome」の1曲目に収録されている楽曲。

この楽曲はとにかくメロディーが印象的な楽曲。もちろん持ち前の雰囲気の良いサウンドは健在で、それがメロディーの良さを引き出していることはいうまでもないが、そもそものメロディーラインがとにかく気持ち良い。強く盛り上げるようなメロディーラインというより、全体的に起伏が穏やかなラインだといえるが、それでも耳を奪われる。それがこのメロディーラインが秀逸であることの何よりの証拠だろう。

また、歌の表現力によって、メロディーの良さがさらに引き出されていることも間違いない。空気が多めの優しい歌声で歌われている個所と、雰囲気を壊さないようにしつつも圧が強くなるパートがあり、その抑揚がメロディーを引き上げている。

・Easycome 「something」

「旅気候」同様に1stフルアルバム「Easycome」に収録されている1曲。

「something」という楽曲は、穏やかでどこか切なさを感じるメロディーにノスタルジックなギターサウンド、そして優しいバンドサウンドが印象的な、牧歌的なムードであふれる楽曲。その雰囲気は「空気公団」らと共鳴するような雰囲気だ。「優しくて懐かしくて切なくて愛しい」。そんなムードの音楽が好きな人には間違いなくドンピシャな楽曲だといえる。

またこの楽曲では、柔らかい中低音から透明度の高い高音まで隙なく聞かせていて、単純な歌唱力の高さにも気づかされる。音楽を聴く際、歌や歌唱力に重きを置いているという人にも問題なく推せるバンドだと分かるだろう。

最近ではレコーディングにもこだわり始めたというEasycome。初めてのワンマンライブで第二章の始まりを宣言した彼らは、今、最もこれからが楽しみなバンドだといっても過言ではないだろう。

【HP】

https://easycome-band.jimdofree.com/

【Twitter】

https://twitter.com/Easycome55?s=20

【Instagram】

https://www.instagram.com/easycome_band/

【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UCyeBLvBdunpD0rx0Ft88e8Q

【リリース情報】