若い才能が次々に現れている邦楽ロックシーンの中でも、一際の若さと実力で注目を集めているのが、現役中学生スリーピースロックバンドAccént(アクセント)だ。 

幼なじみ同士のVo.Gt.カノンとBa.ハル、そしてYouTubeの動画投稿をきっかけに知り合ったというDr.フミによって2017年に結成されたAccéntは、YouTube上での生配信ライブなどインターネット上を中心に活動をスタート。現在はライブハウスシーンでも活動を展開し、精力的なライブ出演も行っている。

2019年からはコンテストにも数多く参加しており、「JYOJI-ROCK U16 新春大会」最優秀賞や「ティーネイジサイタマ2019」準グランプリを獲得。メンバー自ら手がけるオリジナル楽曲と確かなテクニックで魅せるライブパフォーマンスによって、ロックバンドとしての個性を確立しながら評価を高めてきた。

現在のYouTubeチャンネルは1.2万人を突破し、アルバム制作も進めるなど、ますます勢いを増しながら活動中だ。




・【アクセント】Future(スタジオライブ版) 




Accéntの代表曲となっているのが、自身2曲目のオリジナル曲として作られた「Future」。1stシングルにも収録されたこの曲は、王道ギターロックサウンドとキャッチーなメロディ、ポジティブでアッパーな詞世界が合わさって、ストレートなJ-ROCKナンバーとして聴かせてくれる。 

ブライトに歪んだギターと地に足の着いたリズム隊のグルーヴ、耳に残るメロディアスなボーカルワーク。それらが合わさって、スリーピース編成ながらしっかりと厚みのあるアンサンブルを構成しているのが印象的だ。

YouTubeのコメント欄では海外からの評価の声も多く、既にロックバンドとして確かな支持を集めている彼女たち。その音楽性を真っすぐに示す一曲として、まず聴いてみよう。




・【アクセント】生配信ライブ vol.8


 


新型コロナウイルスの影響でライブ活動が難しくなっている最中でも、毎月の配信ライブを行うなど自分たちのできる活動を展開しているというAccént。6月に行われた配信ライブのアーカイブでは、その模様をリアルに体感できる。 

配信ライブ内容も工夫されており、オリジナル曲の演奏はもちろん、有名曲のカバーやファンからの質問・相談コーナーなども作られて、ひとつの番組のような構成になっている。今後も毎月コンスタントに配信ライブを行っていくそうなので、要注目だ。



「現役中学生バンド」という括りを抜きにして、既にひとつのロックバンドとして個性を発揮しているAccént。現在進行形で支持を拡大しながら成長を続ける彼女たちが、今後どのように進化を遂げていくのかますます期待が高まる。 

毎月の定期的な配信ライブのみならず、7月26日には邦楽シーンの次世代を担う15歳以下アーティストの音楽フェスティバル「GemRock Jam -ONLINE-」への出演も予定しているという。このイベントはYouTube上で配信されるそうなので、今から要チェックだ。




【公式HP】

https://accent.band/


【YouTube】

https://youtube.com/c/AccentBand


【Twitter】

https://twitter.com/accent_band


【イベント情報】

『GemRock Jam -ONLINE-』

次々世代担う15歳以下アーティストの音楽フェスティバル

https://gemrock.onteku.rocks/


[日時] 7月26日(日)17:00~18:30配信 

[配信] https://youtu.be/Az4qZic83CI

[出演] Accént / Biki & Joe(ビキジョー)/ Hertz / エイト / 松本嬉桜香(エネルギー45)/ 眞塩藍咲