奈良を中心に活動中のロックバンド、Hello Hello。

メンバーは、Vo./Gt.『ヤナギ』、Ba.『ともひろ』、Dr.『たくみ』というスリーピース編成。2018年10月より活動を開始した。
心地よい歪みを伴うギターサウンドに、エクスペリメンタルロックの香りもするようなタイトなドラミング、的確にグルーヴ感をプラスするベース。そんな3人で鳴らす音は、実にエモーショナルでありながら音だけで乗れる構成の妙もある。一言でいえばいろいろな聴き方が出来るバンドだ。
「ひとり一人に寄り添うように、届く人に届けられるように意識している」ライブへの評価も高い。

この2020年5月には1st EP『letters』の全曲配信がスタート。そして来年2021年1月、1stシングル『Stay with Me』をリリース。それに伴い12月には同曲のMVを公開。現在進行形で注目度を高めている3人組だ。




・Hello Hello - 黙然 (Official Music Video)

 



2019年12月にリリースした1st EP『letters』の1曲目に収録されている楽曲『黙然』。
「過ぎ去る1年の早さと2月の短さ、それに伴う焦りを歌った」というこの楽曲には、まさにその言葉通り≪2月が 2月が 2月が過ぎていく≫という印象的なリフレインを含むサビがある。それまでは余白が多めなサウンドで描かれているが、そのサビに入った瞬間にサウンドも広がりを見せ、焦燥感をぐっと高める。そんなサビにぐっと持っていかれる1曲だ。

2月が過ぎればもう3月。冬が終わって春が来て、新しい何かが始まったり、また一つ年を重ねたりすることになる。それは焦りを生むものだし、ある種の切なさも感じるものだ。この楽曲にはそんな切なさも内包されているといえるだろう。



・Hello Hello - Stay with Me (Official Music Video)

 



2021年1月にリリースされる1stシングル『Stay with Me』。
歌声に込められたはち切れそうな感情。それと呼応するエモーショナルなサウンド。それでいてキャッチーで、さらにダンサブルなムードすらあるサビ。引き付けられる部分はたくさんある1曲だが、やはり印象的なのは歌声や楽曲に込められた強い感情だ。
≪Stay with Me ここで言わなくちゃ≫≪離れてく背中、追いかける僕に≫と歌うこの楽曲で描かれているのは「自分の力ではどうすることも出来ないお別れ。」それゆえに強い感情が香るのだ。

その感情表現は誰もが経験したことのある青春の痛みそのもの。大人はそんな昔の痛みを懐かしむことができ、若者はリアルタイムの経験と共振する。




【HP】

https://hello-hello-official.jimdofree.com


【Twitter】

https://twitter.com/hellohello_band?s=21