2018年から活動している、「歌う女子高生の作曲VTuber」こと冷水ぬるめ。

歌と作曲を得意とし、東京の高校の軽音楽部に所属する現役女子高生だという彼女は、いわゆる「個人勢」と呼ばれる独立系バーチャルYouTuberとして活動。DTMについても詳しく、自らレコーディングやミックス、マスタリングまで行いながら、人気ボカロ曲のカバーからオリジナル曲まで幅広い作品を公開している。

チャンネル登録者は5,000人に迫り、独特のハスキーな歌唱やテクニカルな演奏、巧みなアレンジセンスで広く支持を獲得。実力派の音楽系Vtuberとして注目を集めてきた。




・【#ぽんぽこ24】千歌繚乱45秒CM【オリジナル曲】


 


冷水ぬるめの魅力を知る上でまず観てほしいのがこの動画。オリジナル曲「千歌繚乱」のMVのショートバージョンになっていて、楽曲の持つ疾走感やアグレッシブさを手軽に体感できる。 

歌のメロディではキャッチーさも感じさせつつ、エモーショナルな歌唱やダウンチューニングによる重厚なアンサンブルが合わさることで、ラウドな音像を見せるこの曲。ロックサウンドを得意とする冷水ぬるめの持ち味が発揮された一曲として必聴だ。

フルバージョンも公開されているので、併せて注目してほしい。



【フルバージョン】






・【MV】恋は戦争(supercell)ラウドバンドアレンジ/冷水ぬるめ【自作オケ歌ってみた】 




ボカロ界隈では名曲として誰もが知っているsupercellの「恋は戦争」。原曲も激しいサウンドで知られているが、それがダウンチューニングによるオリジナルのオケでアレンジされていて、さらにソリッドな世界観を見せてくれる。 

分厚く歪んだギターや重いリズム隊、激情を吐露するシャウト、それぞれの要素に注目だ。

また、原曲のイメージイラストを彷彿とさせる、メガホンを構えたMVも見どころのひとつ。細かいデザインや演出にも本家へのリスペクトが込められているので、じっくりと観てほしい。




・【オリジナル曲MV】ウルトラトルネード/冷水ぬるめ【Kawaii Future Bass】 




バンドサウンド主体の曲に定評がある冷水ぬるめだが、それだけにとどまらない表現力の幅広さを見せたのがこのオリジナルインスト曲「ウルトラトルネード」。いわゆるKawaii Future Bassと呼ばれるジャンルの曲で、ポップなシンセフレーズと軽快なビート感で躍らせてくれる。 

シンセサウンドまで自作したというこだわりポイントや、曲展開と連動したMVなど、さまざまな見どころを秘めた作品として必見だ。



今後の活動スタンスとして「自分が楽しんで続けられること」「前回出来なかった事を今回でやること」を重視しているという冷水ぬるめ。クリエイターとしてやりたいことを追求して成長しつつ、実写と融合したオリジナル曲のMVなど、ハイクオリティな作品を作り上げるのが目標だという。 

そうした活動を続ける中で、自分の作品を気に入った人に好きになってもらえたらいいと語る彼女。多才な技術や音楽的センスを駆使して、これからどのような作品を作り上げてくれるのかますます期待が高まる。

コンスタントな作品発表のほかにも、バリバリの関西弁で軽快にトークをくり広げる生配信なども行っているという。その活動をチェックして、作品やクリエイターとしての個性に触れてみてほしい。




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