「バーチャルでリアルを豊かに」を目標に置き、子持ち主婦の「おかあさん」と一緒に楽しいことをやってゆくVtuber、わたあめ子。

1897年、人間界でわたあめが生まれた年にわたあめランドにて生まれた。そして今から30年程度前に、「やっぱり人間界を近くで見たい!」と人間界に舞い降りる。その後「みんなと楽しいことがしたい」という思いのもとに、2018年5月からYouTubeでの活動をスタート。2019年6月には初めてのオリジナル楽曲「Fairy Floss」を発表した。
普段の話し声はまったりとした中音域が強い声だが、歌声ではやや低音域と高音域が強い、澄んだような歌声になるのが一つの特徴。
自身のチャンネル内では、雑談ライブ配信やゲーム配信、歌ってみたなども展開。ファンの呼称は「ザラメ組」だ。




・わたあめ子-FairyFloss PV 




「活動を始めるにあたっての、不安な中でも頑張っていこうという思いが込められている」というこの楽曲は、自身初のオリジナル楽曲。作詞作曲を担当したのはInium Effectoidだ。 

≪Fairy Floss 唱えて 天使の繭 優しく包むわ≫というその歌詞の響きの柔らかさと呼応するように、歌声は優しくて澄んでいる。普段の話し声とは少し違ったその声の響きの良さをしっかりと堪能できる1曲だといえるだろう。
サウンドにはふわふわとしたルックスにふさわしい浮遊感がある。そんな浮遊感と強い電子音が絶妙な塩梅で混ざり合うというのがポイントだ。それがこの楽曲内に独特の非日常感を生んでいる。




・SHOWROOMプレミアムライブダイジェスト【2020/6/19】 




SHOWROOMで行われたプレミアムライブのダイジェスト映像。「普段は可愛いけど、ライブではかっこいいと言われる、そのギャップを楽しんでほしい」とコメントをもらっている。 

まずは高音部が伸びやかに響く「夜に駆ける/YOASOBI」で幕を開け、透明度の高い歌声で歌う「Lemon/米津玄師」、力強い歌声で歌う「アゲハ蝶/ポルノグラフィティ」、ロック色の強いかっこいい歌声を聞かせる「黒い雫/Superfly」と様々な楽曲で歌唱を披露している。
特におすすめしたいのは色気のある歌唱で、オリジナル楽曲の歌唱やそのほかの楽曲とはまた違う味わいを発揮している「公然の秘密/椎名林檎」「丸の内サディスティック/椎名林檎」だ。




・バーチャル空間用アバター「わたこちゃん」紹介動画 




わたあめ子がリリースしている、バーチャル空間用アバター「わたこちゃん」の紹介動画。 

VRCやバーチャルキャスト等で使えるアバター用3Dモデルで、アバターとして利用することが可能なうえ、アバターに組み込んで小さなパートナーとして連れ歩くことも可能だという。髪やスカート、腰リボンが揺れる仕様で、自分と一緒に表情も変わる。
BOOTHあるいはバーチャルマーケットβで発売中なので、気になる方は覗いてみると良いだろう。



継続する目標としてまずあるのは“バーチャルでリアルを豊かに”すること。ただ、それだけではなく「今年はいろんなことに挑戦していきたい」と意気込んでいる。当面の目標は「バーチャル上でのワンマンライブを実施すること」だ。 

そんな目標に向かって進んでいく彼女が提供する非日常空間に、飛び込んでみるのもおすすめだ。




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