鹿児島県は奄美大島生まれのシンガー城 南海（きずき みなみ）。
奄美民謡「シマ唄」をルーツに持ち、独特のコブシ「グイン」とファルセットを交えた感情を大きく揺さぶる歌声で聴くものを虜にする。
2006年、鹿児島市内でシマ唄のパフォーマンス中にその歌唱力を見出され、2009年 1月にシングル「アイツムギ」にてデビュー。以降、精力的に活動を続け、一青窈作詞・武部聡志作曲およびプロデュースのシングル「兆し」、NHKドラマ「八日目の蝉」の主題歌「童神～私の宝物～」など数々の代表曲を送り出す。
2014年、テレビ東京系人気番組「THEカラオケ★バトル」に初出演。同番組へは以降も定期的に出演を続け、毎回高得点を記録。番組初となる10冠を達成した。
さらに2016年には宮本亜門演出のミュージカル「狸御殿」に出演。持ち前の歌唱力を存分に発揮し観客を魅了するなど、活躍の幅を広げた。
そして昨年2019年、デビュー10周年を迎え初のベストアルバム「ウタツムギ」をリリースすると、同年末にもオリジナルアルバム「one」を発売。
勢いそのままにこの2020年には、ディズニー実写映画「ムーラン」の日本版主題歌「リフレクション」にて歌唱・日本語詞を担当。その圧倒的な歌声によって、音が届く範囲を年々広げているシンガーだ。
・城 南海「ウタアシビ」10周年記念コンサート Bunkamuraオーチャードホール−2019.11.08−ティザー映像
2020年7月29日にリリースされたDVD「城 南海『ウタアシビ』10周年記念コンサートBunkamuraオーチャードホール －2019.11.08－」のティザー映像。
デビュー曲でもある「アイツムギ」では染み渡る歌声で見るもの・聴くものを没入させ、「サンサーラ」では揺れる歌声で心をも揺さぶる。さらにこのライブでは、オリジナル楽曲だけではなくカバー楽曲も披露されており、ジャジーかつクラシカルな雰囲気の「Dancing Queen」では会場にお洒落で穏やかな時間を贈る。かと思えば「友達の詩」や「糸」ではぐっとセンチメンタルな歌声を聞かせ、古謝美佐子と共演の「童神 ~私の宝物~」では誰も真似できない歌声でその空間を支配。
このDVDが、カバーでもオリジナルでも、どちらであっても終始心に響く歌声を聞かせ続ける、圧巻の17曲が収録されているものであるということが、このティザー映像からでもわかるだろう。
・アイツムギ（full ver.）/城 南海 （きずきみなみ）
先の10周年記念コンサートにおいても1曲目に歌唱されている、自身のデビュー曲「アイツムギ」。作曲を担当したのは、日本の音楽界に名を残す超大ヒット曲「夜空ノムコウ」などを作曲した川村結花。
そんなこの楽曲には、基本的に一つのメロディー展開がリフレインされていくという大きな特徴がある。一度Bメロ的あるいはCメロ的に変化するパートもあるが、それ以外の部分の音運びは基本的には同じ。そのリフレイン感に、民謡などの古き良き美しい音楽が想起される。
同じメロディーをリフレインするというのは、ともすれば飽きてしまいかねない展開だ。しかしこの楽曲では、リフレインされるパートのメロディーの美しさや歌声の感情の込め方によって全く飽きることはない。それどころかむしろどんどんと楽曲の中に自分が吸い込まれていく感覚を味わうことができるだろう。
また、≪高い枝を見上げるあまり足下の花を踏んでないか≫≪誰かにとって大事なものをはかりにかけて汚してはないか≫といった詩に込められた想いも魅力の一つ。その言葉はきっと、人間として大切なことを思い出させてくれるはずだ。
この9月からは、「城南海 with 1966カルテット クラシカルコンサート 2020」と題したクラシカルコンサートツアーを、愛知・大阪・東京にて展開。大阪では初のクラシカルコンサートとなる。
また、去る7月20日には松本俊明とともに配信限定ライブも決行。今後そんな配信ライブの第二弾も予定しているというので、そちらも楽しみに待っておくと良いだろう。
「ワールドワイドに活躍したい」という考えもある彼女。十分海外まで響きうる歌声の持ち主だけに、これからの展開には期待が高まるばかり。ぜひ注目して、長く追いかけてみていただきたいシンガーの一人だ。
【HP】
【Twitter】
https://twitter.com/minaminchu?s=20
【Instagram】
https://www.instagram.com/kizukiminami/?igshid=yvd9x6rzvhyx
【ブログ】
https://ameblo.jp/kizuki-minami/
【リリース情報】
2020年7月29日リリース
城 南海「ウタアシビ」10周年記念コンサート
Bunkamuraオーチャードホール －2019.11.08－
PCBP.54272 初回限定版
PCBP.54273 通常版
2019年11月8日に、Bunkamura オーチャードホールで行われた『城 南海「ウタアシビ」 1０周年記念ツアー』初日の模様を収録した本作は、10年を総括する数々のオリジナル楽曲に加え「Dancing Queen」「友達の詩」「糸」などの名曲カバーをストリングスと共に披露。
また、豪華ゲストとの共演も必見。アマチュア時代から影響を受けた古謝美佐子とはデビューのきっかけとなった楽曲「童神～私の宝物～」を、デビュー曲「アイツムギ」から縁のある川村結花とは最新アルバムより「行かないで」とライブ定番曲の「アカツキ」を、さらに「西郷どん紀行～奄美大島・沖永良部島編～」ではピアニスト山下洋輔との貴重なステージを収めた。
初回限定版には、2019年7月23日にCOTTON CLUBにて行われた洋楽カバーライブ「ウ ラアシビ ～10th Anniversary～」のライブ音源ディスクも付帯、城 南海の10周年がしっかり詰まった作品に仕上がった。
<DVD>
1.アイツムギ
2.月と月
3.サンサーラ
4.あさなゆうな
5.月下美人
6.Dancing Queen
7.友達の詩
8.童神 ～私の宝物～
9.糸
10.笑
11.ＯＮＥ
12.遠い約束
13.行かないで
14.アカツキ
15.花 ～すべての人の心に花を～
16.西郷どん紀行～奄美大島・沖永良部島編～
17.祈りうた～トウトガナシ～
<CD>＊PCBP.54272 初回限定版のみ
COTTON CLUB, TOKYO -2019.07.23-
１．RAINY DAYS AND MONDAYS
２．I FEEL THE EARTH MOVE
３．DON’T KNOW WHY
４．THE ROSE
５．DANCING QUEEN
６．I DREAMED A DREAM
７．DANNY BOY
８．紅（約30分）
<価格>
初回限定版 7,000円（税抜）／7,700円（税込）
通常版 5,400円（税抜）／5,940円（税込）
【ライブ情報】
2020年9月19日(土)
「城南海 with 1966カルテット クラシカルコンサート 2020」愛知
開場17:00／開演18:00
<愛知>三井住友海上しらかわホール
┃チケット料金
・愛知・大阪公演：全席指定 8,000円(税込)
※未就学児入場不可
※ソーシャルディスタンス（社会的距離）確保の為、各政府機関・各自治体の指針・ガイドラインに従い、収容人数を制限した参加人数で実施いたします。
※2枚以上お申し込みいただく場合、お席が離れる可能性があります。あらかじめご了承ください。
┃一般発売日
2020年8月15日(土)
お問い合わせ：キョードー東海 052-972-7466 月～土10:00～19:00（日・祝休）
┃公演ホームページ
http://www.bsfuji.tv/kizuki_minami/
2020年9月20日(日)
「城南海 with 1966カルテット クラシカルコンサート 2020」大阪
開場13:30／開演14:30
<大阪>エル・シアター
┃チケット料金
・愛知・大阪公演：全席指定 8,000円(税込)
※未就学児入場不可
※ソーシャルディスタンス（社会的距離）確保の為、各政府機関・各自治体の指針・ガイドラインに従い、収容人数を制限した参加人数で実施いたします。
※2枚以上お申し込みいただく場合、お席が離れる可能性があります。あらかじめご了承ください。
┃一般発売日
2020年8月15日(土)
お問い合わせ：キョードーインフォメーション 0570-200-888 （毎日10:00～18:00）
┃公演ホームページ
http://www.bsfuji.tv/kizuki_minami/
2020年9月23日(水)
「城南海 with 1966カルテット クラシカルコンサート 2020」東京
開場17:30／開演 18:30
<東京>紀尾井ホール
┃チケット料金
・東京公演：全席指定 9,000円(税込)
※未就学児入場不可
※ソーシャルディスタンス（社会的距離）確保の為、各政府機関・各自治体の指針・ガイドラインに従い、収容人数を制限した参加人数で実施いたします。
※2枚以上お申し込みいただく場合、お席が離れる可能性があります。あらかじめご了承ください。
┃一般発売日
2020年8月15日(土)
お問い合わせ：BSフジイベントお問い合わせ：event@bsfuji.co.jp
┃公演ホームページ
http://www.bsfuji.tv/kizuki_minami/
