熱く鮮やかなジャパニーズロックを奏でるスリーピースバンド、DISACODE(ディスアコード)。
2010年にVo.AKIRA、Ba.しんのすけ、Dr.まーしーの現編成になったDISACODEは、「魅せる」「創る」「楽しむ」をコンセプトに掲げて活動を展開。ファッションやライブ演出など視覚的にもインパクトのある表現を見せ、国内だけでなく海外のアニメコンベンションなどでも大きな注目を集めてきた。現在は「ユルく、楽しく」をモットーに、コンスタントな活動を続けているという。
2020年には10周年を迎え、記念となるNewアルバム「色々失格」とミニアルバム付きBook「同じ穴の狸」をダブルリリース。10月には自身初の無観客ライブも開催し、配信へのコメントなどを通して「確かにそこに観客の皆がいる」という手ごたえを感じたそうで、コロナ禍の中でもできるかたちで活動してきた。
長年の活動を通して、幅広い層から着実に支持を集めてきた要注目ロックバンドだ。
・【DISACODE】サクラ×クロク×クラク【2014年MV】
DISACODEの代表曲のひとつ「サクラ×クロク×クラク」は、2014年にリリースされた作品の表題曲。イントロから爆発的なイントロで魅せるロックナンバーに仕上がっており、疾走感と艶やかな色合いを併せ持っている。
特に注目したいのが、Vo.AKIRAのボーカリストとしての圧倒的な存在感。クールな表情とストレートで力強い歌声で、楽曲の世界観の中心を貫いている。それを支えるリズム隊のタイトなグルーヴも重厚に響いているのが印象的だ。
DISACODEというバンドを知る上で、まずはこの曲を聴いてみよう。
・【DISACODE】Remember XXX...【6月newsong】
バンドの持ち味である駆け抜けるようなアンサンブルと鮮やかなサウンドメイクがより前面に押し出されていて、一方で歌詞のストーリーにはどこか儚げな雰囲気が感じられる。哲学的なメッセージも兼ね備えたキラーチューンとして必聴だ。
・【DISACODE】 Broaden my world【手作りMV】
国内だけでなく、海外の邦楽リスナーからも人気が高いDISACODE。2020年4月にMVが公開された「Broaden my world」は、そんな海外ファン向けに書かれた楽曲だそうだ。
リスナー層を意識して歌詞は英語詞が中心となっており、サウンド的にもより洋楽のムーヴメントを反映したアプローチを見せている。
また、手作りで製作されたというMVも見どころのひとつ。どこか近未来的なシチュエーションが新鮮なビジュアルを作り出している点に注目だ。
現体制になってから活動10周年を迎え、バンドとしてますます個性を研ぎ澄ませているDISACODE。コロナ禍で叶わなかった活動もあり、来年はワンマンライブなど、今年実行が難しかった試みもやっていきたいそうだ。
現在進行形で進化を続けるDISACODEに、これからますます注目していこう。
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