世界中のニンゲンさんを幸せにするために活動中だというVtuber、天使リリエル(あまつかりりえる)。 

2018年秋ごろから活動をスタートさせると、「歌ってみた」や「ゲーム実況」、さらに「配信アーカイブ」に「小ネタ動画」と日々様々な動画をアップロード。また得意の麻雀を活かした麻雀系動画なども配信している。そんな数ある動画の中でも特に人気の動画となっているのが「音楽系の動画」と「ASMR動画」だ。

甘さの香る、天使感のある声の持ち主で、それが彼女の大きな魅力の一つ。話し声はより甘さが強いが、歌声は時にぐっと透明度を増し、時に温かみをもって優しく包み込むような雰囲気を放つ。そのどちらも魅力的だということは、音楽系の動画もASMR動画も両方とも人気だということが証明しているといえるだろう。

2020年5月には念願のオリジナル楽曲「Angelic Lily」を発表。次作の発表にも期待が集まっているVtuberだ。




・【初オリジナル曲】Angelic Lily / 天使リリエル【Vtuber/Vsinger】

 



「自分の魅力を全て詰め込んだ1曲になっており、ライブで盛り上がれる1曲として作っている」というこの楽曲は、自身初のオリジナル楽曲。愛らしい歌声で歌うメロディーは全体的にキャッチーで、特にサビは伸びやかで美しい。加えてコール&レスポンス的パートもあり、自身の言葉通り、ライブでの盛り上がりが想像できる。 

そんなこの楽曲で歌われているのは≪この世界辛いことや凹むこともあるけれど 僕は届けたいんだメロディー≫と、誰かを励まし支えるような言葉たち。

歌詞や曲、そしてMVにおいても自身の想いを反映させるべく、たくさんコミュニケーションをとって作り上げたものゆえに、込められた想いがしっかりと伝わる楽曲となっている。




・【歌枠】チャンネル登録10000人目指して歌い続けるっス!【#リリエルLive】 




2020年7月19日に、チャンネル登録10000人を目指して行われた歌枠ライブ配信。この配信を始めた時の登録者数は約9800人だったが、なんとこのライブ中に登録者数10000人を突破。記念すべきライブ配信となった。 

6時間弱の配信の中で歌った楽曲は40曲以上。「愛にできることはまだあるかい」「God knows...」などポップスにアニソンに様々な楽曲を披露した。その中で、低めでかっこいい歌声から澄んだ高音を響かせる歌声まで様々な歌声を楽しむことができる。

特筆すべきは、40曲以上歌っているにも関わらず、最後まで声が枯れたりしていない点だ。しっかりした歌唱法ができているということが分かる。

また、なめらかで、かつユーモアもあって明るいMCも、最後まで魅力を失わない。そんなMC力も楽しみながら見たい配信だ。




・ファンサ

 



HoneyWorks作編曲でmona(cv:夏川椎菜)が歌唱を務めた人気楽曲ファンサの天使リリエルバージョン。

mona(CV:夏川椎菜)と天使リリエルの歌声には雰囲気的に近いものが感じられる。それゆえこのカバーバージョンも、聴いていて違和感がない。「私」を『ボク』にしたり、「monaビーム」を『リリビーム』にしたりと、楽曲を自身のものに昇華する工夫もあり、まるでオリジナル楽曲のように歌いこなしている。

しかし高いリスペクトをもって、一つ一つの言葉を大切に歌っている感じも伝わってくる、気持ちの良いカバーだ。

また、このカバーバージョンには圧倒的な再現度のMVが付く。それぞれのカットは勿論、トランジションの仕方などにもこだわりが感じられるそのMVが、この楽曲を自身流に昇華することに一役買っていることは間違いないだろう。



「ライブステージに出ることを目標に、バーチャル・リアルを問わず、音楽シーンを走り続ける存在でありたい」という彼女。 

MC力もあり、歌声の質も高い彼女ならば、ライブ映えすることは間違いない。そんな彼女の目標が叶う日を一緒に迎えられるよう、今から追いかけてみるのも面白いだろう。




【YouTube】 

https://www.youtube.com/channel/UCtULYtCQSJ6iwseENkpu5GQ


【Twitter】

https://twitter.com/Amatsuka_Lilyel?s=20